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野菜検定と野菜ソムリエの違いは?5つのポイントで比べてみた
そこで今回は、実際に野菜検定と野菜ソムリエの違いを知るために、両方の資格試験を受けてみた結果わかった違いや、それぞれどんな人に向いているかも紹介します。
両方の教材テキストを購入!実際に受講してみました!
また、野菜検定と野菜ソムリエ資格講座の違いを知るため、両方とも受験し合格しました。
野菜検定と野菜ソムリエの違いがわかる動画はこちらです。
料金など公式サイトでわかる野菜検定と野菜ソムリエの違いの情報以外にも、実際に受講してわかった「買う前に見ておくべき比較ポイント」を紹介しているので、よかったら参考にしてみてください。
野菜検定と野菜ソムリエの違い!ざっくりまとめ
- 費用を安く抑えるなら野菜検定
- 市販のテキストを使い、独学で気軽に挑戦するなら野菜検定
- 提出課題や教材の充実度で選ぶなら野菜ソムリエ
野菜検定とは?野菜ソムリエとの違い
野菜検定の概要や体験談がわかる動画はこちらです。
野菜検定は日販セグモが企画し運営している検定試験で、主催しているのは、野菜検定実行委員会です。
野菜検定の合格率は3級86.5%、2級74.2%、1級41.2%です。3級と2級では7割以上が合格していますが、1級は合格率が一気に下がります。
難易度について、野菜検定試験を実際に受験してみて、何も勉強しないで受けたのでは合格はむずかしいと思いました。試験はテキストの細かな部分からも出題されるので、公式テキストのすみからすみまで熟読しておくことをおすすめします。
検定名 | 野菜検定 |
主催 | 野菜検定実行委員会 |
販売 | 日販セグモ |
費用 | ベーシック(3級):4,600円 プロフェッショナル(2級):5,900円 マスター(1級):7,500円 3・2級併願:10,000円 2・1級併願:12,500円 |
野菜検定試験は「ベーシック(3級)」「プロフェッショナル(2級)」「マスター(1級)」の3段階あります。
1回の試験で3級まとめて受験することはできませんが、3級と2級、もしくは2級と1級を併願で受験することはできます。
過去問や試験対策専用の講座はないので、公式テキストの模擬問題を解いたりテキストをよく読み込んだりして、独学で試験に向けて準備をし受験します。
野菜検定試験まとめ
- 野菜検定の種類は3級〜1級の3段階。3種類を同時に受けることはできないが、3級と2級・もしくは2級と1級を併願で受験することができる
- 公式テキストの模擬問題には繰り返し取り組み、すべて解けるようにしておくと、試験は安心
- 試験向けて、テキストは隅々まで読んでおくのがポイント
野菜検定資格の詳細はこちら▼▼▼
野菜ソムリエとは?野菜検定との違い
野菜ソムリエの概要や体験談がわかる動画はこちらです。
野菜ソムリエ資格講座は日本野菜ソムリエ協会が運営・資格認定しています。
野菜ソムリエ資格の合格率は約85%と高めの数値ですが、野菜ソムリエプロ資格の合格率は約35%、野菜ソムリエ上級プロ資格の合格率は30%未満と低めです。
講座名 | 野菜ソムリエ講座 |
認定 | 日本野菜ソムリエ協会 |
販売 | 日本野菜ソムリエ協会 |
合格率 | 野菜ソムリエ▶︎約85% 野菜ソムリエプロ▶︎約35% 野菜ソムリエ上級プロ▶︎30%未満 |
試験会場 | 会場受験▶︎札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・福岡等 Web試験▶︎期限の1年以内ならいつでも |
受験期限 | 修了試験の受験期限 野菜ソムリエ▶︎入金確認日より1年間 野菜ソムリエプロ・野菜ソムリエ上級プロ▶︎期限なし |
費用 | 野菜ソムリエ▶︎148,000円 野菜ソムリエプロ▶︎320,500円 (野菜ソムリエから進学の場合172,500円) 野菜ソムリエ上級プロ▶︎270,000円 |
更新費用 | 野菜ソムリエ▶︎なし 野菜ソムリエプロ▶︎6,000円/年 野菜ソムリエ上級プロ▶︎6,000円/年 +社会活動レポートの提出 |
通信制の場合のメインのテキストはこちら。野菜ソムリエコース・野菜ソムリエプロコース共通のテキストとなっています。
野菜ソムリエ資格講座のテキストの中身は「ベジフルコミュニケーション」「ベジフル入門」「ベジフルサイエンス」「ベジフルクッカリー」の4つの分野プラス、テキストの最後に「ベジフルカルテ記入の手引き」の合計5つに区切られていました。
野菜ソムリエ資格講座は通学・半通学・通信(地域校ワーク付きなし/あり)の4パターンから好きな学習形式を選ぶことができると評判で、ベジフルカルテという課題作成を通して学びを深められる点も特徴です。
野菜ソムリエ資格講座の費用と試験のポイント
- 費用は148,000円と高いが知名度は抜群
- 野菜ソムリエは通学制、通信制など4つの通い方から選べる。資格取得のためには、レシピを考える課題8枚の提出と資格試験の受験の2つが必要
- 試験は会場受験とオンラインから選べる。オンラインの場合テキストを見ながら受験できるものの、問題数が多くテキストをゆっくり見ている暇がない
野菜ソムリエ資格の詳細はこちら▼▼▼
野菜検定と野菜ソムリエ違いまとめ・比較ポイント
ざっくりと全体の違いを比較すると、野菜検定と野菜ソムリエの違いは以下の通りです。
野菜検定 | 野菜ソムリエ | |
---|---|---|
教材 | ||
提出 課題 | なし | あり |
映像 | なし | あり |
質問 | できない | できる |
学習 期間 | 約1ヶ月 | 約6ヶ月 |
締切 | なし | 12ヶ月 |
料金 | 3級:4,600円 2級:5,900円 1級:7,500円 3,2級併願:10,000円 2,1級併願:12,500円 (+公式テキスト1,870円) | 148,000円 |
販売 | 日販セグモ | 日本野菜ソムリエ協会 |
認定 | 野菜検定実行委員会 | 日本野菜ソムリエ協会 |
公式 | 公式サイト | 公式サイト |
野菜検定と野菜ソムリエの違いを、今回はこの5つのポイントで比較しました。
野菜検定と野菜ソムリエの違い【比較ポイント】
- 級の種類の違い
- 料金の違い
- 学習形式の違い
- 教材やテキストの違い
- 提出課題や試験難易度の違い
以下で、野菜検定と野菜ソムリエの違いを、比較ポイントごとの検証結果を詳しく解説します。
1.野菜検定と野菜ソムリエの級の種類の違い
野菜検定と野菜ソムリエの級の段階で違いを比べると、どちらも3段階に分かれています。
野菜検定は「ベーシック(3級)」「プロフェッショナル(2級)」「マスター(1級)」の3段階あります。
また、1回の試験で3級ともまとめて受験することはできませんが、3級と2級、もしくは2級と1級を併願で受験することはできます。
一方で野菜ソムリエは、種類は「野菜ソムリエ」「野菜ソムリエプロ」「野菜ソムリエ上級プロ」の3種類。
受験資格について、野菜ソムリエ・野菜ソムリエプロは協会が運営している講座を受ければ誰でも受験できるのに対し、野菜ソムリエ上級プロは協会の推薦など特別な条件が必要で、誰でも受験できるわけではありません。
また、一段階目の野菜ソムリエをとばして、次の階級の資格「野菜ソムリエプロ」から受講しても大丈夫です。
結論
- 野菜検定も野菜ソムリエも級の種類は3種類
- 野菜検定はどの級も受験資格がいらないのに対し、野菜ソムリエは一番上の資格「野菜ソムリエ上級プロ」のみ、協会の推薦など受験資格が必要
2.野菜検定と野菜ソムリエの料金の違い
野菜検定と野菜ソムリエの料金の違いで比べると、野菜検定の方が圧倒的に安いです。
野菜検定 | 野菜ソムリエ | |
---|---|---|
受験料 | ベーシック(3級):4,600円 プロフェッショナル(2級):5,900円 マスター(1級):7,500円 3・2級併願:10,000円 2・1級併願:12,500円 | 講座料金に含む |
テキスト (講座費用) | 1,870円 | 148,000円 |
合計 | 6,470円〜14,370円 | 148,000円 |
野菜検定の受験料金は、3級が4,600円、2級が5,900円、1級が7,500円です。
一方で、野菜ソムリエ資格を取るために必要な費用は148,000円、野菜ソムリエプロは320,500円(野菜ソムリエから進学した場合は172,500円)野菜ソムリエ上級プロは270,000円です。
野菜検定は、受験料のほかに追加費用として、試験対策用の公式テキスト1,870円がかかりますが、テキスト代を合計しても最低6,470円〜最高14,370円で、野菜ソムリエ講座の受講料金148,000円よりも圧倒的に費用を安く抑えられます。
ただし、学べる内容の深さやボリューム感、教材や提出課題の充実度では野菜ソムリエよりも少なくなります。
料金の安さを重視して手軽に検定試験に挑戦するか、料金は高くても学習内容や教材が充実している方を選ぶか、自分の判断基準をもとに選んでみてください。
結論
- とにかく費用を安く抑えて手軽に受験するなら、野菜検定
- 費用がかかっても、学習内容が充実している方を選ぶなら、野菜ソムリエ
3.野菜検定と野菜ソムリエの学習形式の違い
野菜検定と野菜ソムリエの学習形式の違いで比べると、実際に両方とも勉強・受験してみて、通学コースがあるかないかと、動画で学べるかが大きな違いだと感じました。
野菜検定の勉強方法は、3級から1級のどれも、市販の公式テキストを使って独学し試験対策をすることになります。試験対策用の講座や通信教育、スクールはありません。
これに対し、野菜ソムリエの勉強方法は、通学・半通学・通信・通信(地域校)の4通り。
通学制は講義2時間×7コマを全国各地の会場で学習するスタイルで、受講生どうしでコミュニケーションをとったり、講師から直接話を聞いて学ぶことができます。
半通学制では、野菜・果物の食べ比べやコミュニケーションの講義2時間×4コマは全国各地の会場で、通学形式で実際に体験しながら学び、残り3コマはテキストと解説本など通信制の教材を使い、自宅で学習します。
半通学形式は、講師から直接話を聞いたり体験しながら学ぶ形式と自宅学習の、どちらもバランスよく学びたい方におすすめです。
通信制は通常コースと地域校コースがあり、通常コースでは、7科目すべての講義を、自宅で紙・またはオンライン上のテキストと動画で学習することになります。
通信制(地域校ワーク付き)では、ただの通信制に加えて、協会が認定している全国各地の地域校で、野菜の食べ比べ体験ができたり、課題作成について、直接教えてもらえたり、修了試験を受けたりすることができます。
なお、「通信制(地域校)」は沖縄やバンコクでのみの開催となります。近くに地域校があり、日程が合えば、通信制(地域校)も候補に入れてみると良いかもしれません。
結論
- スクールや動画ではなく、市販テキストを読んだり模擬問題を解いて独学するなら野菜検定
- 通学形式で体験を通して学んだり、動画で講義を聞きながら学ぶなら、野菜ソムリエ
4.野菜検定と野菜ソムリエの教材やテキストの違い
教材やテキストの違いで比べると、野菜検定が公式テキスト一冊にコンパクトにまとまっているのに対し、野菜ソムリエはテキストや講義、通信制を取り入れるなら動画で見られる教材が充実しているのが特徴です。
また、わからないことがあったときに質問ができるかできないかも違います。
野菜検定は公式テキストで独学するしかないため、質問ができません。
これに対し、野菜ソムリエは、通学制ならリアルタイムで講師に直接、通信制なら教材に質問票がついてくるので、勉強していてわからないことがあったとき、プロの講師に質問することができます。
結論
- 内容がコンパクトにまとまっていて、手軽に学べる方を選ぶなら野菜検定
- テキストや動画講義など教材がたくさんあり、質問回答などサポートが充実している方を選ぶなら野菜ソムリエ
5.野菜検定と野菜ソムリエの提出課題や試験難易度の違い
提出課題や試験難易度の違いを比べると、野菜ソムリエの方が手間がかかり、難易度も高いと感じました。
野菜検定は提出する課題がないのに対し、野菜ソムリエの資格を取るためには、試験を受けて基準点を満たすことに加えて、レポート提出も必須。野菜の特徴やレシピを考えて作り、ベジフルカルテにまとめて全部で8枚提出しなければいけません。
私は野菜ソムリエと野菜検定、両方ともオンラインで受験しましたが、同じ60分の制限時間内に解かなければいけない問題数が、圧倒的に野菜ソムリエ試験の方が多く、思った以上に苦労しました。
結論
- 提出する課題はなし!手軽に独学して検定試験に挑戦するなら野菜検定
- 提出課題のボリューム多めでも、あえて手間がかかる方を選び、得られる知識量の多さを重視するなら野菜ソムリエ
野菜検定と野菜ソムリエ以外の資格講座の違い
野菜検定と野菜ソムリエ以外の資格講座の比較結果を表にまとめました。
野菜検定 | ベジタブル&フルーツアドバイザー | 野菜検定 | 野菜&果物 コンシェルジュ | 野菜 スペシャリスト | 野菜 コーディネーター | オーガニックベジタブル アドバイザー | 野菜栽培士 オーガニック野菜 アドバイザー | 野菜ソムリエ | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
教材 | |||||||||
添削 指導 | なし | 3回 | 3回 | なし | 4回 | 4回 | 1回 | 5回 | 5回 |
映像 | なし | あり | あり | なし | あり | あり | なし | なし | あり |
学習 期間 | 1ヶ月 | 3ヶ月 | 3ヶ月 | 1ヶ月 | 5ヶ月 | 4ヶ月 | 1ヶ月 | 6ヶ月 | 6ヶ月 |
料金 | 3級 4,600円 2級 5,900円 1級 7,500円 | 53,800円 | 1)32,000円 2)65,000円 | 36,300円 | 39,000円 | 38,700円 | 49,500円 | 1)59,800円 2)79,800円 | 148,000円 |
販売 | 日販セグモ | キャリカレ | ヒューマンアカデミー通信講座 | formie | ユーキャン | がくぶん | ラーキャリ | SARAスクール | 日本野菜ソムリエ協会 |
認定 | 野菜検定 実行委員会 | 一般財団法人 日本能力開発推進協会 | インターナショナル美容鍼灸協会 | 一般社団法人 日本能力教育促進協会 | 一般社団法人 FLAネットワーク協会 | 一般社団法人 ホールフード協会 | 一般社団法人 日本技能開発協会 | 日本安全食料料理協会 日本インストラクター技術協会 | 日本野菜ソムリエ協会 |
公式 | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
これらの講座と比較した野菜検定の違いや強みは「受験費用が、圧倒的に安く抑えられる」点と、「市販のテキストで独学できる」点です。
他資格と比べた野菜検定の違い・強み
- 受験費用が、圧倒的に安く抑えられる
- 市販のテキストで独学できる
一方で、野菜ソムリエの違いや強みは、「芸能人が取得するなど知名度が高い」点と、「受講生どうしで横のつながりを作れたり、資格を取ってから仕事につなげるチャンスが多い」点です。
他資格と比べた野菜ソムリエの違い・強み
- 芸能人が取得するなど知名度が高い
- 受講生どうしで横のつながりを作れたり、資格を取ってから仕事につなげるチャンスが多い
野菜検定と野菜ソムリエ以外の関連資格講座の違い
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野菜検定と野菜ソムリエよりも安く学ぶ方法
野菜検定と野菜ソムリエよりも安く学ぶ方法として、本での独学が挙げられます。通信教育とは違い安く知識を身につけることができるので、まずは本での勉強から始めてみるのも良いでしょう。
通信教育 | 独学 | |
---|---|---|
テキスト | そろっている | 自分で選ぶ |
添削指導 | あり | なし |
費用 | 高い | 安い |
資格取得 | できる | できない |
質問 | できる | できない |
独学で資格取得はできませんが、まずは本で野菜や果物を学ぶのも良いでしょう。
21冊読んだ中でも、特に中央上〜右上の「野菜の便利帳シリーズ」は写真がたくさんあり、読んでいて楽しく学べる本でした。
「最強の野菜スープ」やレシピ本で人気のある「一生もの野菜レシピ」も作りやすくおすすめです。
野菜や果物の独学におすすめの本はこちら▼▼▼
野菜検定と野菜ソムリエの向いている人の違い
野菜検定と野菜ソムリエそれぞれ、向いている人の違いを比較しました。
「野菜検定」が向いている人
- とにかく費用を安く抑えたい
- 市販テキストで手軽に独学したい
- 試験の難易度は低めの方がいい
- 提出課題はない方がいい
「野菜ソムリエ」が向いている人
- 費用が高くなっても、学習内容が充実している方が良い
- 通学形式で体験しながら学んだり、動画教材で講義を聞きながら学びたい
- 試験の難易度が上がり、資格取得の手間がかかっても、得られる知識量を重視したい
- 課題レポート作成を通して、野菜や料理への理解を深めたい
野菜検定と野菜ソムリエの違いまとめ
- 費用を安く抑えるなら野菜検定
- 市販のテキストを使い、独学で気軽に挑戦するなら野菜検定
- 提出課題や教材の充実度で選ぶなら野菜ソムリエ
「どっちがいいか迷う…」そんな方は、まずは野菜検定の公式サイトをチェックしたり、野菜ソムリエ講座の無料資料請求や現地での無料説明会で、学べる内容や学習イメージをしてみてください!
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野菜ソムリエ養成講座の申込または資料請求はこちら▼▼▼
野菜検定と野菜ソムリエ以外の関連資格講座
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