【食育健康アドバイザーと食生活アドバイザー違い】受験してみた！

今回は、実際に食育健康アドバイザーと食生活アドバイザーの違いを知るために、両方の資格試験を受けてみた結果、わかった違い・どちらがよかったか、また違いだけでなくそれぞれどんな人に向いているかも紹介します。

両方の教材テキストを購入！実際に受講してみました！

また、食育健康アドバイザーと食生活アドバイザー資格講座の違いを知るため、両方とも受験し合格しました。

食育健康アドバイザーと食生活アドバイザーの違いがわかる動画はこちらです。

料金など公式サイトでわかる違いの情報以外にも、実際に受講してわかった「買う前に見ておくべき比較ポイント」を紹介しているので、よかったら参考にしてみてください。

食育健康アドバイザーと食生活アドバイザーの違い！ざっくりまとめ

食育健康アドバイザーとは？食生活アドバイザーとの違い

食生活アドバイザー資格のほかの資格との違い・受講体験記の動画はこちらです。

食育健康アドバイザー合格率は公表されていませんが、内容は初心者向けのため、合格率は高めの数値といって良いでしょう。

SARAスクールの食育講座は食育健康アドバイザー・管理健康栄養インストラクターの2資格に対応しています。

SARAスクールの講座のプラチナコースの場合は試験免除。卒業課題を提出すると2資格が認定されます。

講座名	食育講座
取得資格	食育健康アドバイザー 管理健康栄養インストラクター
販売	SARAスクール
費用	基本コース 59,800円 プラチナコース 79,800円

SARAスクールの食育資格講座は、テキストの文字量が多く活字を読むのに慣れていない方にはあまり向いていないかもしれません。

テキストは文章がずらりと並んでいるので、読書をしているような感覚になりました。文字がとても多く全部のページが白黒なので、活字を読むのに慣れていない方にはあまり向かないかもしれません。

また、区切りのいいところで写真が差し込まれているのですが、何かを説明するようなイラストや図解ではなく、人物のイラストや食べ物のイメージ写真だったので、もう少し見て理解できるような図解やイラストがあるとわかりやすくなると思いました。

食育健康アドバイザー資格の詳細はこちら▼▼▼

食生活アドバイザーとは？食育健康アドバイザーとの違い

食生活アドバイザー資格のほかの資格との違い・受講体験記の動画はこちらです。

食生活アドバイザー試験は3級と2級だけではなく、3級の前段階として「基礎」があり、団体でのみ受験できます。

ユーキャンの食生活アドバイザー講座は一般社団法人FLAネットワーク協会とユーキャンが提携して運営している講座で、資格認定は一般社団法人FLAネットワーク協会が行なっています。

最近では、ユーキャンのCM「チャレンジ・ユーキャン2023」の企画で、清野菜名さんが食生活アドバイザー講座を受講し3級を取得していました。

資格名	食生活アドバイザー
試験日程	毎年6月・11月（年2回）
試験会場	札幌、仙台、さいたま、千葉、 東京、横浜、新潟、金沢、 静岡、名古屋、大阪、神戸、 広島、福岡 ※好きな場所を選べる
試験時間	3級：10:30〜12:00 2級：13:30〜15:00
受験料	3級：5,500円 2級：8,000円 併願：13,500円

食生活アドバイザー講座のテキストは全部で2冊。3級と2級の内容が一緒にまとまっていて前半が「栄養と健康」「食文化と食習慣」「食品学」、後半が「衛生管理」「食マーケット」「社会生活」に分かれています。

実際の食生活アドバイザー本番試験と同じ形式・難易度の問題が収録されているので、メインのテキストで学んだことが身についているか、力試しにぴったりです。

食生活アドバイザー資格の詳細はこちら▼▼▼

食生活アドバイザー試験対策に役立つ通信講座の詳細はこちら▼▼▼

食育健康アドバイザーと食生活アドバイザー違いまとめ・比較ポイント

通信講座＋受験料で違いを比較すると、食育健康アドバイザーと食生活アドバイザーの違いは以下の通りです。

	食育健康アドバイザー	食生活アドバイザー
教材
添削 指導	5回	3回
映像	なし	あり
質問	できる	できる
学習 範囲	狭い	広い
学習 期間	約2〜6ヶ月	約4ヶ月
締切	12ヶ月	12ヶ月
料金	基本コース 59,800円 (+受験料10,000円) プラチナコース 79,800円 (プラチナコース受験料不要)	39,000円 (+受験料5,500円〜13,500円)
販売	SARAスクール	ユーキャン
認定	日本インストラクター技術協会	一般社団法人 FLAネットワーク協会
公式	公式サイト	公式サイト

食育健康アドバイザーと食生活アドバイザーの違いを、今回はこの4つのポイントで比較しました。

以下で、食育健康アドバイザーと食生活アドバイザーの違いの比較ポイントごとの検証結果を詳しく解説します。

1.食育健康アドバイザーと食生活アドバイザーの学習方法の違い

学習方法の違いで比較すると、食育健康アドバイザーも食生活アドバイザーも独学で試験だけを受けることができます。

独学で食育健康アドバイザー資格を目指す場合、「市販のこの本で対策すると良い」という情報は公式サイトでは出ていません。

そのため、資格認定協会のホームページで出題範囲を見て、自分で「この本がおそらくいいだろう」と予想して本を購入し、勉強する必要があります。

食育健康アドバイザーの出題範囲・試験概要はこちら

食育健康アドバイザーを独学する場合は、1資格あたり受験料10,000円だけで済むので、通信講座で何万円も払うのに比べると、費用を安く抑えられます。

食育健康アドバイザーの学習方法は、主に「市販テキストと過去問で独学」「通信講座で勉強する」「協会主催の合格講座を利用する」の三通りです。

食育健康アドバイザーが、独学用の決まった市販テキストがなく自由に選べるのに対し、食生活アドバイザーは独学用の市販テキストが何種類かあるのが、食育健康アドバイザーとは違う点です。

また、食生活アドバイザーは、資格認定をしている団体が、通学型の試験対策講座を開いているという点も、食育健康アドバイザーにはないポイントです。

2.食育健康アドバイザーと食生活アドバイザーの料金の違い

食育健康アドバイザーと食生活アドバイザーの料金の違いを比較すると、通信講座の受講を前提とした場合、食生活アドバイザーの方が安いです。

	食育健康アドバイザー	食生活アドバイザー
受講料	基本コース：59,000円 プラチナコース：79,000円	39,000円
受験料	10,000円	3級：5,500円 2級：8,000円 併願：13,500円
認定証	5,500円 ※任意	無料 ※合格者にカード郵送
合計	69,000円〜79,000円	44,500円〜52,500円

食育健康アドバイザー資格試験の対策ができるSARAスクールの通信講座は、自分で試験を申し込む必要がある「基本コース」と、試験免除で資格が取れる「プラチナコース」があります。

プラチナコースの方が料金が高いのがネックですが、試験の時期に合わせて学習計画を調整したり、指定の期日までに忘れず試験申し込み手続きをしたりなどの手間が必要なくなるのがメリットです。

料金の話に戻りますが、通信講座の料金の違いに関し、SARAスクールの食育講座の基本コース・プラチナコースのどちらと比べても、食生活アドバイザー講座の方が安く受講できます。

また、通信講座ではなく独学で試験だけを受ける場合は、受験料だけで比べると食生活アドバイザーの3級と2級を単独で受験した場合、食育健康アドバイザーよりも受験料は安くなります。

しかし、食生活アドバイザーの3級と2級を同時に受ける「併願受験」の場合は、食育健康アドバイザーよりも受験料が高くなります。

3.食育健康アドバイザーと食生活アドバイザーの通信講座のテキストの違い

食育健康アドバイザーと食生活アドバイザーの通信講座のテキストの違いは、「教材のカラフルさ」「挑戦できる問題数」「Webで勉強できるサービスがどれだけ充実しているか」の3つが大きな違いだと感じました。

教材のカラフルさや見やすさに着目すると、ユーキャンの食生活アドバイザー講座の方がカラフルで読みやすいと感じました。

一方でSARAスクールの食育講座は、白黒で文字が多く、画像も図解がなくイメージ写真のみで、わかりやすさ・読みやすさでは圧倒的にユーキャンの方がすぐれていると感じました。

教材の比較ポイント2つめの挑戦できる問題数に着目して違いを比べると、SARAスクールの食育健康アドバイザー講座が125問に対し、ユーキャンの食生活健康アドバイザー講座は合計で727問ありました。

SARAスクールの食育健康アドバイザー対応の食育通信講座では、試験前に練習問題を解ける機会は5回分の添削課題のみですが、ユーキャンの食生活アドバイザー講座では、テキスト章末のチェック問題や添削課題に加えて、実践問題集が用意されています。

教材の比較ポイント3つめの「Webで勉強できるサービスがどれだけ充実しているか」に着目して違いを比べると、両方の通信教育を受講してみたところ、ユーキャンの食生活アドバイザー講座の方が充実していると感じました。

食育健康アドバイザーは紙のテキストのみで、スマホやパソコンなどWebを使っての学習はできません。

これに対し、ユーキャンの食生活アドバイザー講座では、紙のテキストだけでなく、スマホを使って学習を進めることができるので、移動中や外出先など、思い立ったときにスマホを取り出して勉強をすることができて便利でした。

具体的に、スマホでできる機能は「動画の視聴」「添削課題の提出（第一回のみ）」「質問の送信」「テキストの閲覧」「個人に応じた弱点対策」まで幅広く用意されています。

4.食育健康アドバイザーと食生活アドバイザーの受験形式や試験難易度の違い

実際にどちらも受験してみて、試験の難易度を比べたところ、食育健康アドバイザーの方が取り組みやすく、難易度も低めだと思いました。

理由は、食育健康アドバイザーの資格試験は、自宅で監視チェックなく受験できるのと、問題数は20問と少ないからです。

一方で、食生活アドバイザー試験は、受験のチャンスは年に2回のみ。

食育健康アドバイザーは年に6回受験のチャンスがあるので、食生活アドバイザーは受験できる機会が少ないのが特徴です。

また、食生活アドバイザー自宅やオンラインで受験はできず、全国各地の会場に行って、監視チェックのある環境で受験することになる点も、食育健康アドバイザーとは違うところです。

試験問題数は、3級はマークシート50問、2級はマークシート42問に加え、単語を答える記述問題が13問の合計55問と、食育健康アドバイザーよりも問題数が多いのが特徴です。

	食育健康アドバイザー	食生活アドバイザー
基準	正答率70％以上で合格	正答率60％以上で合格
会場	在宅受験	会場受験
方式	筆記試験	選択問題 2級は記述試験あり
制限時間	45分	90分
問題数	20問	3級：50問 2級：55問
難易度	（難易度低）	（難易度中）
合格率	非公表	3級：65％ 2級：40％

食育健康アドバイザーと食生活アドバイザー以外の資格講座の違い

食育健康アドバイザーと食生活アドバイザー以外の資格講座の比較結果を表にまとめました。

	食育メニュー プランナー	オンライン 食育栄養士	食育 アドバイザー	上級食育 アドバイザー	食育栄養 コンサルタント	食生活 指導士	食育実践 プランナー	食生活 アドバイザー	食育インストラクター	食育栄養 アドバイザー	食育健康アドバイザー 管理健康栄養インストラクター
教材
添削 指導	4回	なし	3回	3回	なし	6回	5回	3回	4回	1回	5回
映像	なし	なし	あり	あり	なし	あり	あり	あり	あり	なし	なし
学習 期間	6ヶ月	1週間-	3ヶ月	3ヶ月	1ヶ月	6ヶ月	6ヶ月	4ヶ月	6ヶ月	1ヶ月	6ヶ月
料金	24,200円	27,800円	58,800円	58,800円	34,100円	38,500円	39,000円	39,000円	39,900円	49,500円	1)59,800円 2)79,800円
販売	ヒューマンアカデミー通信講座	Smart資格	キャリカレ	キャリカレ	formie	女子栄養大学	ユーキャン	ユーキャン等	がくぶん	ラーキャリ	SARAスクール
認定	NPO法人 みんなの食育	一般社団法人日本オンライン資格推進機構	一般財団法人 日本能力開発推進協会	一般財団法人 日本能力開発推進協会	一般社団法人 日本能力教育促進協会	女子栄養大学	一般社団法人 日本味育協会	一般社団法人FLAネットワーク協会認定	NPO 日本食育インストラクター協会	一般社団法人 日本技能開発協会	日本安全食料料理協会 日本インストラクター技術協会
公式	公式サイト	公式サイト	公式サイト	公式サイト	公式サイト	公式サイト	公式サイト	公式サイト	公式サイト	公式サイト	公式サイト

この中で、食育健康アドバイザーの強みは、「試験のみなら費用を安く抑えられる」点と、「通信講座のプラチナコースを申し込めば、試験免除で2つの資格が同時に取れる」点です。

一方で、これらの講座と比較した食生活アドバイザーの強みは、やはり資格の知名度。

食に関わる多くの企業で食育健康アドバイザーの資格取得がすすめられ、資格手当がつくなど昇進や給料アップの条件としているところがあるのが特徴です。

食育健康アドバイザーと食生活アドバイザー以外の資格講座の違い

食育健康アドバイザーと食生活アドバイザーよりも安く学ぶ方法

食育健康アドバイザーと食生活アドバイザーよりも安く学ぶ方法として、本での独学が挙げられます。通信教育とは違い安く知識を身につけることができるので、まずは本での勉強から始めてみるのも良いでしょう。

	通信教育	独学
テキスト	そろっている	自分で選ぶ
添削指導	あり	なし
費用	高い	安い
資格取得	できる	できない
質問	できる	できない

独学で資格取得はできませんが、まずは本で栄養学や食育を学ぶのも良いでしょう。

17冊読んだ中でも、特に中央の3冊は非常に読みやすく、読んでいて楽しく学べる本でした。

栄養学や食育の独学におすすめの本はこちら▼▼▼

食育健康アドバイザーと食生活アドバイザーの向いている人の違い

食育健康アドバイザーと食生活アドバイザーそれぞれ、向いている人の違いを比較しました。

食育健康アドバイザーと食生活アドバイザーの違いまとめ

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食育健康アドバイザーと食生活アドバイザー以外の関連資格講座

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