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【野菜料理・フルーツの勉強におすすめの本】21冊買って読んでみた
そこで今回は、野菜料理や果物・フルーツを学べる本を21冊ピックアップし、実際に買ってすべて読んで勉強してみました。
野菜料理や果物・フルーツを学べる本21冊を選んだ基準は、下記の3つです。
おすすめ本の選定基準
- ネット上でレビュー数や良い口コミが多い
- 評判が良くシリーズ化されている本
- 図書館や書店で実際に見て、初心者でも読みやすそうだと思ったもの
以下で、読んだ野菜料理・フルーツを学べる本の概要や要点、実際に読んでみた感想やおすすめ度をご紹介します。
野菜料理とフルーツ・果物を学べるおすすめ本の紹介動画はこちらです。
野菜料理・フルーツ勉強おすすめ本:図鑑と絵本【10冊】
まずは、野菜料理・フルーツの勉強におすすめの本で図鑑と絵本を10冊紹介します。
野菜の便利帳シリーズ6冊
個人的におもしろかったのは、「伝統野菜・全国名物マップ」です。都道府県ごとに地方の伝統野菜が紹介されていて、自分が今住んでいる地域や生まれ故郷のページは特に見入ってしまいました。
監修 | 初心者へのおすすめ度 |
板木 利隆ほか |
こんな人におすすめ
おすすめは、今が旬でよく食べたり料理をする野菜について調べること。私がこの本を読んだときは、ちょうど春だったので筍や菜の花など春の野菜のページを読むことで、内容がしっかり頭に残りました。
本の種類
- からだにおいしい野菜の便利帳
- もっとからだにおいしい野菜の便利帳
- 新・野菜の便利帳「健康編」
- 新・野菜の便利帳「おいしい編」
- からだにおいしい野菜の便利帳「伝統野菜・全国名物マップ」
- からだにおいしいフルーツの便利帳
本を読んでみた感想
野菜の便利帳シリーズは、評判が評判をよび続編が何種類か出ています。
フルーツの便利帳は果物に特化していますが、野菜の便利帳の中にもみかんやいちごなど主要なフルーツが載っているので、まずは「からだにおいしい野菜の便利帳」もしくはその続編の「もっとからだにおいしい野菜の便利帳」があると良いでしょう。
個人的におもしろかったのは、「伝統野菜・全国名物マップ」です。都道府県ごとに地方の伝統野菜が紹介されていて、自分が今住んでいる地域や生まれ故郷のページは特に見入ってしまいました。
特におすすめの本とページ
「からだにおいしい野菜の便利帳」82ページ:「さつまいも」
このページを読んで、焼き芋をよく食べるようになりました。
主な成分はでんぷんですが、カロリーはお米や小麦の1/3程度。しかも食物繊維やビタミンCも多く含まれます。加えて芋のビタミンCは熱に強いので焼き芋にしてもじゅうぶんに取れて嬉しい!
ビタミンEやカリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルも多く含まれ、安心して食べられるおやつ。ふだんからお腹がすいたときに焼き芋を一切れ切って食べています。スナック菓子を食べるよりも罪悪感がありません。
「もっとからだにおいしい野菜の便利帳」94〜95ページ:「キャベツ」
「もっとからだにおいしい野菜の便利帳」は、栄養素を効率よくとれる食材の組み合わせも載っているのがポイント。キャベツとあさりを組み合わせると、貧血予防や老化防止になるようなので、合わせてミルクスープにしました。
ふだんの料理にいかせる食べ合わせ例が追加されていて、組み合わせる食材も手に入りやすいものばかり。ぜひチェックしてみてください。
「伝統野菜・全国名物マップ」10〜13ページ:「北海道の野菜」
北海道といえばじゃがいも!生産量は日本一とのことで、いろいろな品種の野菜が載っていました。同じく生産量が日本一のかぼちゃも「伯爵」「味皇」「雪化粧」などあまり聞いたことのない名前で載っていてこんなかぼちゃがあったのかと驚かされます。
11ページの「札幌大球」は大きいものは15キロにもなるそう。人と比べた写真からは、その大きさが伝わってきました。
便利帳シリーズは、野菜やフルーツ以外にも「調味料」「魚」などほかの種類も出ているので、気になる本があればチェックしてみてください。
全種類買ってみましたが、どれもカラフルで写真が多く、眺めているだけで勝手に知識が入ってきます。
果物も含め、野菜の便利帳シリーズ6冊を読み比べてみた感想はこちら▼▼▼
旬の野菜の栄養事典
監修 | 初心者へのおすすめ度 |
吉田 企世子 |
こんな人におすすめ
目次と内容
- 春の野菜
- 夏の野菜
- 秋の野菜
- 冬の野菜
- 周年の野菜
本を読んでみた感想
とてもわかりやすくまとまっているのですが、野菜の便利帳シリーズに比べるとやや学問的で写真が少なめです。
写真は最低限ですが、季節ごとの野菜や果物がスッキリとまとまっていて見やすいので、図鑑として一冊持っておくと良いと思いました。
特におすすめのページ
79ページ:「つるむらさき」
スーパーでつるむらさきを買ったので調べてみました。
カルシウムがほうれん草の3倍含まれているそうで、ビタミンCやビタミンE、カリウム、カルシウムなどのミネラルも多く美容にもうれしい野菜だということがわかりました。
197ページ:「アルファ化米」
非常食でアルファ化米を食べたのがきっかけで調べてみたところ、野菜ではないのになんとこの本に載っていました。マニアックな野菜や食材が載っている率が高いので、珍しい野菜を手に入れたら調べてみることをおすすめします。
このページを読んで、アルファ化米の作り方や、おいしさを保てる理由がよくわかりました。
まるごとトマト・まるごとにんじん (絵図解やさい応援団)
著者 | 初心者へのおすすめ度 |
大竹 道茂 |
こんな人におすすめ
私が買ったのは「まるごとにんじん」と「まるごとトマト」という本です。
にんじんやトマト以外にも、キャベツや大根、玉ねぎなど、いろいろな野菜のシリーズがあるので、まずは1冊、図書館などで読んでみて、内容が良かったら買い足していくのも良いと思います。
目次と内容【例:まるごとトマト】
- トマトレストラン
- トマトのふるさと
- メキシコの市場
- 大西洋をわたったトマト
- 生命力あふれる野菜
- 真っ赤な果実
- 世界一生産量の多い野菜
- 日本のトマト栽培
- 地中海沿岸に伝わるトマト料理
- 長く保存する方法
- ナス科の野菜
本を読んでみた感想
この絵本を読んで驚いたのは、トマトがアメリカからヨーロッパに伝わったとき、その青臭い匂いから「これは毒草だ」と言われていたということです。
トマトに関する歴史の流れだけでなく、トマトの栄養素やトマトを使った地中海料理、栽培方法、トマト以外の意外なナス科の野菜など、30ページほどとページ数は少ないのに、幅広くの知識をキャッチすることができます。
トマトだけで、こんなに内容が詰まった本ができてしまうなんて。本の最初から最後まで、新しい発見のある内容でした。
特におすすめのページ
「にんじん編」6ページ:「にんじん、東へ」
にんじんが日本に伝わったのは江戸時代の初め頃で、思いのほか最近だということに驚きました。
にんじんがラクダで運ばれている様子や昔の書籍の画像、カラフルな当時のにんじんなど画像やイラストがたくさんあり楽しめます。
「トマト編」10ページ:「生命力あふれる野菜」
トマトの苗や茎に生えている細かい毛は、空気中の水分を吸収するためのものだそう。この茎に毛が生えていることで、高地の朝霧の空気中から水分を吸収しているんだとか。
植物も生きるために必死…!改めて、食べ物はみんな生きていて、命を「いただいて」いるんだと思い知らされます。
小学館の図鑑NEO野菜と果物
発行所 | 初心者へのおすすめ度 |
小学館 |
芸能人の芦田愛菜さんが広告塔の小学館の図鑑!意外にもかなり面白かったです。Amazonや楽天ブックスの口コミでも「大人も子供も勉強になって面白い」「2歳息子に購入しましたが、親の(方)が真剣にみてしまいます」という声がありました。
今回、実際に読んでみて、本当にその通りだとうなずけました。
※49ページ右下と89ページ右下に青虫の写真、73ページ右上にハス(レンコン)の「花床(集合体恐怖症の方は見ない方が良いかと思います)」があるので注意!
こんな人におすすめ
Amazonでの評価 | 楽天ブックスでの評価 |
(269件) | (69件) |
目次と内容
- 野菜ってなに?
- 野菜は植物のどこを食べている?
- 果実を食べる
- 根を食べる
- 茎を食べる
- 葉を食べる
- 花を食べる
- 穀物を食べる
- 果物を食べる
本を読んでみた感想
CMでも見かける小学館の図鑑NEOシリーズ。ずっしりと重たく、厚みがあるため、ネット注文がおすすめです。
子ども向けの図鑑ですが、大人が読んでも楽しめるおすすめの一冊。時間のあるときになんとなくパラパラとページをめくっていると、つい面白くなり気がつくと読みこんでいます。
「小学館の図鑑NEO野菜と果物」では、主に日本で手に入れることのできる野菜や果物が、きのこや海藻なども含め約700種類掲載。なお、タイトルは「野菜と果物」ですが、果物は少なめで野菜が大部分を占めます。
植物としての野菜の特徴や情報、品種による違いだけでなく、家や学校でできる野菜栽培の方法など、さまざまな視点で野菜と果物を学ぶことができます。写真がたくさんあるので、雑誌を見ているような感覚で、楽しく読むことができました。
野菜嫌いの子どもでも、この図鑑を読んで興味を持ち、食べてみようという気持ちが芽生えるかもしれません。
本を買った人の口コミを見ると、「4歳の子供に購入しました!食卓に並ぶ野菜や果物を調べたりして楽しそうです」「子供が自分から本を出してきて見ています。食育にも役立ちます」などと評判も良く、家庭での食育にぴったりです。子育て中の方はぜひ候補に入れてみてください。
特におすすめのページ
39ページ:「ラッカセイ」
木の実のイメージがある落花生が、実は地中に埋まっているということに驚きました。
落花生の実が茎から根が出てつながっている様子が非常に面白いので、ぜひチェックしてみてください!
66ページ:「サトイモ」
根を食べる野菜かと思いきや、里芋は根ではなく茎が太ったものだそう。親イモ、子イモ、孫イモ、種イモなどと場所によって呼び名が分かれている様子もイラストで一目瞭然です。
野菜料理・フルーツおすすめ本:読みもの【9冊】
野菜売り場の歩き方
著者 | 初心者へのおすすめ度 |
青髪のテツ |
SNSで人気の青髪のテツさんによる野菜本。スーパー店員の経験から生まれた知識は「役に立つ」「わかりやすい」と評判です。
こんな人におすすめ
Amazonでの評価 | 楽天ブックスでの評価 |
(55件) | (10件) |
目次と内容
- これだけ!覚えておきたい野菜のキホン
- 面白いくらいよくわかる野菜図鑑
- 野菜売り場で得する節約スーパー活用術
本を読んでみた感想
八百屋の目線から見た野菜の保存方法や選び方がとても勉強になります。本の中身もカラフルでイラストが多く、雑誌感覚で読み進めることができました。
本のサイズも小さめなので、買い物に持って行くのにもぴったり。野菜を買うときや保存するときに便利な情報コンパクトにまとまっています。
特におすすめのページ
14ページ:「青髪のテツからの挑戦状(野菜Q&A)」
本の冒頭で、野菜に関するクイズが6問あり楽しめます。中でも、キャベツの切り口が黄色いものの方が新鮮というのは初耳!切り立ては黄色かったのが、時間がたつと光合成で緑色になるとのこと。スーパーに行ったらチェックしてみようと思いました。
ウォーミングアップとして楽しめるクイズが載っているので、ぜひ読んでみてください。
76ページ:「青ねぎの保存方法」
青ねぎを小口切りにして冷凍保存すると、全部くっついてしまうことがよくありますよね。そんな悩みを解消できる意外な方法が載っています。
これ以外にもイラストつきでわかりやすく、家にあるものですぐにできる小技が載っているので試してみる価値ありです。
巻末:「旬の野菜カレンダーと保存地図」
巻末に、旬の野菜カレンダーと保存場所を一覧にした資料があり、切り取って冷蔵庫に貼れるようになっていて便利!さっそく冷蔵庫にマグネットで貼り付けました。
JA全農広報部さんにきいた世界一おいしい野菜の食べ方
監修 | 初心者へのおすすめ度 |
JA全農広報部 |
こんな人におすすめ
Amazonでの評価 | 楽天ブックスでの評価 |
(120件) | (10件) |
全体を通して写真が多く、簡単に取り入れられるコツがたくさんあるので使いやすい一冊。
野菜の旬や選び方、保存方法、調理のコツが簡潔にまとまっています。
目次と内容
- 葉や茎、花を食べる野菜
- 実を食べる野菜
- 根を食べる野菜といも類
- きのこ、果物、穀類など
本を読んでみた感想
野菜の豆知識だけでなく料理の簡単レシピも知ることができ、コンパクトにまとまっています。
特におすすめのページ
19ページ:「白菜」
白菜といえば鍋!鍋に入れるか豚肉とミルフィーユ状にして煮るか、中華丼の具にするか、など刻んで煮るレシピしか思い浮かびません。
しかし、大胆に大きく切って焼いたり、くるくると巻いてロール白菜にしておでんの具にしたり、さけるチーズと組み合わせてサラダにするなど自分では考えつかないようなアイディアが紹介されていて、なるほどその手があったかと新しい発見がありました。
63ページ:「ブロッコリー」
ブロッコリーといえば茹でてマヨ。またはゆで卵とマヨでサラダにするのがいつもの調理法。
しかし、焼いたりピクルスにする方法もおいしいそうで、試したくなりました。
その調理、9割の栄養捨ててます!シリーズ
著者 | 初心者へのおすすめ度 |
東京慈恵医科大学附属病院 栄養部 (監修) |
こんな人におすすめ
Amazonでの評価 | 楽天ブックスでの評価 |
(338件) | (77件) |
目次と内容(その調理、9割の栄養捨ててます!)
- 損をしない、切り方のコツ
- 最大8倍以上お得!栄養素を失わない加熱の法則
- 食材を劣化させない保存テク
- 食べ方で栄養価が変わる絶対条件
- 大事な栄養、捨てちゃダメ!
- どっちが正解?得する食材選び
本を読んでみた感想
1冊目の「その調理、9割の栄養捨ててます!」が出版され大好評で、2冊目の「その調理、まだまだ9割の栄養捨ててます!」が発売されたようです。私は1冊目を読んで内容がとても勉強になったので、2冊目も買ってみました。
とにかく内容がわかりやすく、読んだその日から料理に活かせる内容がふんだんに詰め込まれています。
「ほうれん草の赤い部分は捨てたら損」「鶏肉+お酢でカルシウムが4倍多くとれる」「納豆はあつあつご飯で食べると栄養価ほぼゼロ!」「しょうがは一度加熱すると効果は30倍」など、切り方や加熱など調理のしかたや、ちょっとしたコツで摂れる栄養が大幅に変わることがわかります。
何も考えず野菜を食べるだけで栄養素がきちんと摂れていると思っていましたが、野菜の切り方やゆでるタイミングなど条件がずれると、本来とれるはずの栄養素が減ってしまうことがわかりました。
特におすすめのページ
30ページ:「りんごの切り方」
リンゴは、切り方を変えるだけで、ビタミンEが4倍多く、カルウムが2倍も多く摂れます。切り方でここまで栄養素が変わることに驚き!
切り方の手順やコツもイラストで丁寧に書かれているので、その日からすぐに実践できます。
57ページ:「枝豆の栄養素をなるべく残す方法」
これまでの枝豆の茹で方が変わります。枝豆はゆでずに蒸し焼きにすることで、栄養素をより多く残すことができるそう。ゆでると枝豆に含まれているビタミンCの5割近くが流出してしまうのですが、蒸し焼きならゆでたときの約2倍アップ。
栄養素も甘みもアップする「蒸し焼き枝豆」の作り方のレシピが載っているので、ぜひ試してみてください!
58ページ:「栄養の王様・アボカド」
世界一栄養価が高いといわれ、美容にも良い栄養素がたっぷりのアボカド。私はアボカドが大好きなので夢中になって読んでしまいました。アボカドが体にいい理由や、組み合わせに最適な食材がわかります。
美容に興味のある方は必見のページです!
栄養まるごと10割レシピ
著者 | 初心者へのおすすめ度 |
小田 真規子 |
こんな人におすすめ
Amazonでの評価 | 楽天ブックスでの評価 |
(46件) | (5件) |
目次と内容
- 全部丸ごと食べて10割レシピ
- タイミング調理で栄養ロスストップ
- 冷蔵庫の食材よみがえり術
- おはしょりこそカラダが喜ぶ10割レシピ
- 王道レシピの新常識
本を読んでみた感想
ふだん当たり前のようにやっている調理の作業一つも、栄養素を残すためには不要なこともあり、目から鱗の内容が多かったです。
とはいえ、やっぱり生より加熱した方がおいしいと思える料理もあったので、全部をやろうとしなくても、一部でも取り入れられたらいいのかなと思いました。
特におすすめのページ
4ページ:「作りおきは便利だけど…」
作り置き料理は便利でも、体にとってお得だとは限らない!という見出しに続き、できたての料理がいかにメリットがあるかが解説されています。
野菜でも肉でも、食材の多くは時間とともに栄養素のロスや酸化が始まっているんだとか。それなら新鮮な食材を、手間をかけずに食べる方がお得だと思いました。とはいえ作り置きも便利なので、何を優先するかですが、この本の内容は頭に置いておくと良いかもしれません。
68ページ:「卵のトマトスープ」
トマト、ニンニク、卵を組みわせスープで汁ごと食べることで、疲労回復効果が抜群に!説明を読んだらこのトマトスープが作りたくなります。
94ページ:「卵の加熱によるビタミンD変化」
加熱による卵のビタミンDの変化が状態変化の写真とともに載っていてわかりやすかったです。
半熟卵は卵調理の中でも吸収率が最も良いので、調理に活用してみようと思いました。
最強の野菜スープ本シリーズ
抗がん剤の世界的研究者の前田浩さんが著者で、ベストセラーになった最強の野菜スープ本は、全部で4種類。
最強の野菜スープ本は、「最強の野菜スープ」が2017年、シリーズの中でいちばん最初に出版されました。続いて「活用レシピ」が次の年に出版され、「40人の証言」「あの人も飲んでいる」と続きます。
最強の野菜スープ
- 最強の野菜スープ(2017年出版)
- 最強の野菜スープ 活用レシピ(2018年出版)
- 最強の野菜スープ 40人の証言(2021年出版)
- あの人も飲んでいる最強の野菜スープ(2022年出版)
タイトルに「野菜スープ」とあるので、レシピ本だと思って購入する人が多いようですが、中身はレシピ本ではありません。
主に「がんなど病気予防と、アンチエイジングには野菜スープが一番」の理由が、研究者の視点で書かれているのと、実際に野菜スープを作って食べ続けた人の事例や感想が載っています。
最強の野菜スープ本【ポイント3つ】
- 新しくどれか一冊を買うなら、3番目に出た「40人の証言」が事例・レシピ・解説のどれもじゅうぶんな量が載っているのでおすすめ
- 最初に出た本はレシピは最低限(基本の作り方と季節ごとの野菜の組み合わせ例のみ)で解説がメイン
- レシピメインで知りたいなら2番目に出た「活用レシピ」がおすすめ
野菜スープの作り方やアレンジ方法のページがいちばん充実しているのは、4シリーズのうち2番目に出た「最強の野菜スープ 活用レシピ」。野菜スープの作り方や活用法をメインに知りたい方におすすめです。
3冊目の表紙が赤い本「最強の野菜スープ 40人の証言」は、1冊目と2冊目が出版されてから著者の前田さんのもとに届いた、読者ハガキや手紙の内容がメインに取り上げられています。
実際に、本に書いてある野菜スープを作って飲んで、「便秘や疲労、足のだるさが改善した」「肌にハリが出た」「化粧のりが良くなった」「ダイエットに成功」「糖尿病の検査値が正常に戻った」「抗がん剤の副作用が大幅に減って日常生活が楽しくなった」など、喜びの声がたくさん届いたそうです。
これら事例の紹介だけではなく、野菜スープの基本の作り方やアレンジ方法、野菜スープが体にいい理由の説明など、過不足なくまとまっています。
ほかの読者の口コミでも「40人の証言」に関しては、「前の2冊も購入していましたが、こちらの方がレシピもカラーでわかりやすくて、この一冊でも充分満足でした。」「カラーでレシピが載っているのがわかりやすくてとてもいいです。」と評判が良いので、この一冊があればじゅうぶんに感じました。
こんな人におすすめ
本の種類
- 最強の野菜スープ
- 最強の野菜スープ 活用レシピ
- 最強の野菜スープ 40人の証言
- あの人も飲んでいる 最強の野菜スープ
本を読んでみた感想
野菜スープの効能を抗がん剤の世界的研究者の立場から解説した本。「がんなど病気予防と、アンチエイジングには野菜スープが一番」ということとその根拠が一貫して書かれています。
実際に最強の野菜スープ本を読んで野菜スープを試し続けた人の事例やリアルな感想が書かれているので、自分と近い人の事例を見るのも参考になると思いました。
野菜スープの基本の作り方や季節ごとに使いたい野菜、アレンジ方法や保存方法も、写真つきでわかりやすく紹介されています。本によってレシピに割かれているページの分量が違うので、買うときは以下を参考にしてみてください。
■最強の野菜スープ:レシピ15ページ分
■最強の野菜スープ 活用レシピ:レシピ44ページ分←最も多い
■最強の野菜スープ 40人の証言:レシピ34ページ分
■あの人も飲んでいる 最強の野菜スープ:レシピ30ページ分
特におすすめのページ
「活用レシピ編」66〜67ページ:「前田家の野菜スープ生活」
前田先生が実際に作っているスープが写真つきで紹介されていて参考になりました。
「40人の証言編」58ページ〜:「40人の野菜スープ活用事例と効果の紹介」
実際に野菜スープを生活に取り入れた人の体験談がまとまっています。
使った野菜の種類やポタージュかゴロゴロかのスープの形状、味つけが実例として取り上げられていました。自分と同じ悩みや症状を持った人の体験談は特に参考になると思います。
最強の野菜スープ4冊の比較結果はこちら▼▼▼
野菜料理や果物・フルーツおすすめ本:レシピ【2冊】
一生もの野菜レシピ
著者 | 初心者へのおすすめ度 |
石原 洋子 |
そろえやすい材料や調味料で、簡単に作れるものが多いのがポイント。写真がハッとするほどきれいなので、ぜひ手に取ってみてほしいおすすめのレシピ本です。
料理のポイントが写真つきで、説明もとても丁寧に載っているので料理を作るときのコツがわかりやすい!読んでいるだけでも勉強になりました。
たとえば52ページの「白菜と手羽元のとろとろ煮」では、白菜の切り方について説明+写真がついているので切り方がパッとみてイメージしやすいようになっていました。
その後に「手羽元と白菜は水からじっくり煮る」とレシピに書いてあり、その理由として「水から煮ることで、手羽元はうまみがじわじわと出てスープがおいしくなり、白菜はとろとろに」とメモ書きでプラスアルファの説明があり、読んでいるだけでも勉強になります。ほかの料理にも応用できそうだと感じました。
下の左の写真のトマトソースパスタ、シンプルなのに絶品でした。家族がもりもりと食べてくれたのがうれしかったです。
こんな人におすすめ
Amazonでの評価 | 楽天ブックスでの評価 |
(138件) | (2件) |
実際にこのレシピ本を見ながら作った料理がこちら。山芋は焼くとホクホク感が出てきて、食感がたまりません。
表紙の野菜の揚げ浸しも絶品でした。彩りもとってもきれい!とはいえ揚げ物は手間も片付けも時間がかかり、カロリーも高いのでたまに作るだけにしようと思います。
なすに切れ込みを入れることで味がよくしみこみました。揚げたてを漬け込むのが良いそうで、その通りにしたら食べたときじゅわっと味がしみ出ておいしかったです。
目次と内容
- いろいろ野菜でおいしい料理、野菜一つのおいしい食べ方
- 大型野菜のおかずー大根・キャベツ・白菜
- おなじみ野菜のおかず
- 野菜メモ
本を読んでみた感想
そろえやすい材料・調味料で簡単に作れます。工程は必要に応じて写真を使いながらていねいに解説されているので、作るときのイメージがわきやすいのがポイント。料理の勉強にもなりました。
トマトソースパスタなど王道の料理が多いので、新しいアイディアを学ぶというよりは基礎をていねいに学ぶという位置づけの本かもしれません。
定番の野菜料理をとびきりおいしく作るコツが載っているので、タイトルの通り一生使えるレシピ本だと思いました。
特におすすめのページ
50ページ:「あさりとキャベツのチャウダー」
あさりとベーコンの塩気とうまみ、キャベツ、玉ねぎの甘みがじんわりしみ出ていてホッと温まるスープ。実際に作ってみましたが、味わい深く本当においしかったです。
あさりが砂を再び吸い込まないための戻し方のコツや、牛乳の煮方などほかの料理にも応用できるコツを学べるのもポイント。料理の勉強にももってこいのレシピ本です。
99ページ:「トマトソースパスタ」
トマト缶を使わず、生のトマトだけでこんなにおいしいトマトソースができるのかと驚いた一品。
少し時間はかかりますが、放置しておくだけで勝手においしくなるので実質手間はかかりません。煮込んでいる間に副菜やスープを作れば効率よく作れます。
何より味が最高においしいので、ぜひ作ってみてください。
六甲かもめ食堂 野菜が美味しい季節の献立
著者 | 初心者へのおすすめ度 |
船橋 律子 |
この本は、パティスリーや飲食店の勤務経験をいかし、2008年に神戸元町で「かもめ食堂」をオープンした船橋律子さんの書いたレシピ本。野菜たっぷりで評判の季節の野菜をいかしたおそうざいのレシピがたくさん載っています。
感染症の影響で一時期閉店していましたが、最近ホームページをチェックしたところ営業を再開したようで、近いうちに行ってみたいと計画中です。
3種類の副菜を作ってみましたが、どれもおいしくできました。レシピの中には下ごしらえをとても丁寧に行うなど工程が多いものもあるので、初心者の方向けというよりは、普段からよく料理を作る方向けの内容かもしれません。
カレー味とマヨネーズ、かぼちゃの組み合わせが最高!
酢の物に粒マスタードと焼き豚を入れるのが斬新!とっても合います。
いつもの切干大根にさつま芋をプラス。切干大根の下処理のしかたも丁寧に書かれていました
こんな人におすすめ
Amazonでの評価 | 楽天ブックスでの評価 |
(107件) | (3件) |
目次と内容
- 春の献立
- 夏の献立
- 秋の献立
- 冬の献立
- メインのおかず
- サブのおかず
本を読んでみた感想
実際に読んでみたところ、材料の組み合わせや味つけが自分では思いつかないものばかりで、その手があったかとハッとさせられるレシピ本でした。
料理の工程が多く面倒に感じるものもありましたが、ふだん作る家庭料理に新しいアイディアをもたらしてくれる内容だと思います。揚げ物が多いのはやや気になりました。
特におすすめのページ
48〜49ページ:「煮魚のアレンジレシピ」
醤油とみりんを使ったベーシックな煮付けのほかに、カレー煮やキムチ煮など新しいアイディアが載っていてチャレンジしたくなります。
77ページ:「塩しょうが鍋」
冬に作りました。シンプルなのに味わい深くおいしく作れました。隣の「トマトみそ鍋」もおいしそう!鍋のもとを使わなくても、家にある調味料でこんなに簡単においしいお鍋ができるのかと驚きました。
家族にも好評なのでリピート中です。
89ページ〜:「サブのおかず」
「あと一品作りたい」ときの副菜が煮物・サラダなど料理のジャンルごとに載っています。材料の組み合わせや味つけに新しさがありおすすめのページ。野菜たっぷりで健康にもうれしいです。
野菜料理や果物・フルーツの勉強おすすめ本の選び方
初心者向けなら、まずは子ども向けの絵本から入るのもあり
野菜料理や果物・フルーツを学び始めた初心者の方なら、文章が羅列した新書よりもイラストや図解、写真が多く入った本がおすすめです。
今回私が21冊読んで意外だったのが、子ども向けの野菜・食材の絵本が、大人にもわかりやすいということ。
本を読んだ人の口コミ
Amazonでは特に口コミが多く集まっているので、私は本を選ぶときに読んだ人の口コミや評判をチェックしています。
今回記事の中で紹介している本は、事前に口コミを参考にし良い口コミの多いものを選んでみました。
新しく出たばかりの本はまだ口コミが集まっていないこともあるので、書店で中身をチェックしてみるのが良いでしょう。
本で「何を知りたいか」を明確にする
野菜料理や果物・フルーツの本を選ぶときは、目的に応じて選ぶのがおすすめです。
たとえば、「体の不調で悩みがある」など健康に関する情報を学びたいなら、最強の野菜スープ本のシリーズなど。
私自身も本を読んでいて感じましたが、探したい答えがはっきりしていると、本の内容も自分の中に知識として入ってきやすいことがわかりました。
中でも図鑑形式のものは、その季節によくスーパーで売っている旬の野菜や料理に取り入れる野菜、レストランで食べた珍しい野菜などを調べるのにももってこいです。
図鑑や絵本は子どもと一緒に読んでも楽しいし、大人でも勉強になる内容が詰まっているので、ぜひ活用してみてください。
野菜料理や果物・フルーツが学べるおすすめ本【迷ったら野菜の便利帳】
野菜料理や果物・フルーツが学べるおすすめ本を21冊紹介しましたが、迷ったらこの便利帳シリーズがおすすめです。21冊読んだ中で、特にわかりやすく、楽しく読めました。
写真がたくさんあり雑誌感覚で読みやすく、良い口コミも多いのでおすすめです。
野菜料理や果物・フルーツを学べるおすすめ本以外の勉強方法
野菜料理や果物・フルーツが学べるおすすめ本以外の勉強方法で、通信講座や資格検定に向けて学ぶ方法もあります。予算のある方で、資格取得を目指してみたい方はあわせて検討してみてください。
野菜検定 | ベジタブル&フルーツアドバイザー | ベジタブル&フルーツプランナー | 野菜&果物 コンシェルジュ | 野菜 スペシャリスト | 野菜 コーディネーター | オーガニックベジタブル アドバイザー | 野菜栽培士 オーガニック野菜 アドバイザー | 野菜ソムリエ | |
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教材 | |||||||||
添削 指導 | なし | 3回 | 3回 | なし | 4回 | 4回 | 1回 | 5回 | 5回 |
映像 | なし | あり | あり | なし | あり | あり | なし | なし | あり |
学習 期間 | 1ヶ月 | 3ヶ月 | 3ヶ月 | 1ヶ月 | 5ヶ月 | 4ヶ月 | 1ヶ月 | 6ヶ月 | 6ヶ月 |
料金 | 3級 4,600円 2級 5,900円 1級 7,500円 | 53,800円 | 1)32,000円 2)65,000円 | 36,300円 | 39,000円 | 38,700円 | 49,500円 | 1)59,800円 2)79,800円 | 148,000円 |
販売 | 日販セグモ | キャリカレ | ヒューマンアカデミー通信講座 | formie | ユーキャン | がくぶん | ラーキャリ | SARAスクール | 日本野菜ソムリエ協会 |
認定 | 野菜検定 実行委員会 | 一般財団法人 日本能力開発推進協会 | インターナショナル美容鍼灸協会 | 一般社団法人 日本能力教育促進協会 | 一般社団法人 FLAネットワーク協会 | 一般社団法人 ホールフード協会 | 一般社団法人 日本技能開発協会 | 日本安全食料料理協会 日本インストラクター技術協会 | 日本野菜ソムリエ協会 |
公式 | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
野菜料理・フルーツを学べるおすすめ本以外の関連資格講座
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野菜料理・フルーツが学べるおすすめ本!学びたい方向け【まとめ】
野菜料理や果物・フルーツの本を何冊か読むと、「あ、この部分はさっきも出てきたな」と繰り返し登場する内容も。
自分が「これだ!」と思う本を繰り返し読んだり、気に入った本を複数買って読み比べるのも良いと思います。
日々の生活に密接にかかわる野菜料理や果物・フルーツ分野。ぜひ気になる本を手に取ってみてください。