子ども発達障がい支援実務士と児童発達支援士の違いは？両方買って比較！

そこで今回は、子ども発達障がい支援実務士と児童発達支援士の違いを知るため、実際に両方の資格講座を買って勉強し、資格試験まで受けてみました。

結果、分かった違い・どちらが良かったか、また違いだけでなくそれぞれのメリットとデメリットも紹介します。

子ども発達障がい支援実務士講座の教材

児童発達支援士講座の教材

料金など公式サイトでわかる違いの情報以外にも、実際に教材を買ってわかった「買う前に見ておくべき比較ポイント」を紹介しているので、通信講座選びで後悔しないためにも、ぜひ記事をチェックしてみてください。

子ども発達障がい支援実務士と児童発達支援士の違いまとめ

子ども発達障がい支援実務士と児童発達支援士の違いまとめは以下の通りです。

	子ども発達障がい支援実務士	児童発達支援士
教材
添削 指導	2回	なし
映像	あり	あり
学習 期間	約3ヶ月	約2ヶ月
締切	6ヶ月	8ヶ月
料金	34,000円	講座料金37,400円 受験料金5,060円
販売	ユーキャン	人間力認定協会
認定	発達凸凹(でこぼこ) アカデミー	人間力認定協会
公式	公式サイト	公式サイト

子ども発達障がい支援実務士と児童発達支援士の違いを、今回はこの5つのポイントで比較しました。

以下で、違いの比較ポイントごとの検証結果を詳しく解説します。

1.子ども発達障がい支援実務士と児童発達支援士の料金の違い

子ども発達障がい支援実務士と児童発達支援士の料金の違いを比較すると、子ども発達障がい支援実務士の方が安く受講できます。

	子ども発達障がい支援実務士	児童発達支援士
受講費用	34,000円	37,400円
受験料	無料（3回まで）	5,060円
総額	34,000円	42,460円

どちらにも共通しているのが、講座を受講することが前提という点です。

講座を買わずに試験だけ受けることはできないので注意してください。

子ども発達障がい支援実務士は受講費用のほか受験料は必要ありませんが、児童発達支援士は講座費用とは別で受験料が都度かかります。

子ども発達障がい支援実務士は1回で合格できなくても、料金は変わらずあと2回（全部で3回）受験のチャンスがあります。

児童発達支援士は、毎回5,060円かかることを把握しておきたいです。

2.子ども発達障がい支援実務士と児童発達支援士の教材テキストの違い

実際に両方とも受講してみて、教材の種類の多さやカラフルさを求めるなら子ども発達障がい支援実務士が良いと思いました。

>>子ども発達障がい支援実務士の口コミや評判は？受講した感想とレビュー

教材の種類の多さの比較

教材の中身の比較

児童発達支援士講座の教材は、白黒のテキストが2冊。文章は多めですが読みやすく、内容がぎゅっと詰まっている感じがしました。

これに対しユーキャンの子ども発達障がい支援実務士資格講座は、カラーのテキストが4冊と添削課題集、DVDがついてきます。

児童発達支援士講座の教材

パッと見ると文字だらけで読む気がなくなりそうになる方もいるかもしれませんが、書いてある内容は非常に勉強になりました。特に子どもの発達支援に関する活動を今後考えている方には、非常に参考になる内容だと思います。

ユーキャンは業界大手というだけあり、各種分野の通信講座のテキストを作っている実績や長年のテキスト作りのノウハウもある感じがします。

子ども発達障がい支援実務士のテキストはカラフルで視覚的にパッと見て理解できるものも多かったです。

	子ども発達障がい支援実務士	児童発達支援士
教材	カラフル	色があまりない
ワーク	選択問題が多い	記述が多い
映像	あり	あり
添削課題	あり	なし

3.子ども発達障がい支援実務士と児童発達支援士の試験難易度の違い

試験の難易度を比べると、児童発達支援士の方は問題数が子ども発達障がい支援実務士の二倍以上あるため、難易度が高いと感じるかたが多いかもしれません。

	子ども発達障がい支援実務士	児童発達支援士
基準	正答率70％以上で合格	正答率70％以上で合格
会場	在宅受験	在宅受験
形式	マークシート	オンライン （スマホでもOK）
方式	三択問題	二択問題・四択問題
制限時間	なし	50分
問題数	20問	50問
難易度	（難易度低）	（難易度低〜中）

子ども発達障がい支援実務士の資格試験の問題数は20問と、児童発達支援士とは違い問題数が半分以下。選択肢も3つから1つを選ぶ3択形式です。

>>子供発達障害支援実務士の試験日程や合格率は？受験した難易度も解説！

4.子ども発達障がい支援実務士と児童発達支援士のステップアップ制度があるかの違い

子ども発達障がい支援実務士と児童発達支援士のステップアップ制度があるかの違いは以下の通りです。

	子ども発達障がい支援実務士	児童発達支援士
種類	なし	発達障害コミュニケーションサポーター SSTスペシャリスト

子ども発達障がい支援実務士は、次にステップアップとして取る資格や講座は用意されていません。

>>子ども発達障がい支援実務士が意味ない理由5つ！取得のメリットは？

これに対し児童発達支援士は、発達障害コミュニケーションサポーターとSSTスペシャリストが用意されています。

資格取得をしてからさらに知識を深めていきたい意欲のあるかたは、児童発達支援士がおすすめです。

5.子ども発達障がい支援実務士と児童発達支援士の交流会の有無の違い

子ども発達障がい支援実務士と児童発達支援士の最大の違いは「横のつながりが持てる機会」があるかです。

児童発達支援士講座では、定期的に意見交換会がオンラインで開かれていて、受講生どうしで交流を持つ機会が用意されています。

参加は希望者のみのため強制ではありませんが、こういった機会があるのは魅力に感じる方も多いのではないでしょうか。

子ども発達障がい支援実務士と児童発達支援士以外の資格講座の違い

子ども発達障がい支援実務士と児童発達支援士以外の資格講座の比較結果を表にまとめました。

	子ども発達障害対応スペシャリスト	大人発達障害対応 スペシャリスト	子ども発達障がい 支援アドバイザー	思春期発達障がい 支援アドバイザー	子ども発達障がい 支援実務士	児童発達支援士	発達障害コミュニケーションサポーター	発達障害児支援士
会社
添削 指導	4回	2回	2回	2回	2回	なし	なし	なし
映像	あり	あり	あり	あり	あり	あり	あり	あり
学習 期間	4ヶ月	2ヶ月	3ヶ月	3ヶ月	3ヶ月	約1週間-2ヶ月 (約15時間-30時間)	約1週間-2ヶ月 (約15時間-30時間)	6ヶ月
締切	700日	700日	6ヶ月	6ヶ月	6ヶ月	8ヶ月	8ヶ月	12ヶ月
料金	69,800円	69,800円	34,000円	39,000円	34,000円	37,400円	34,100円	109,780円
販売	キャリカレ	キャリカレ	ユーキャン	ユーキャン	ユーキャン	一般社団法人 人間力認定協会	一般社団法人 人間力認定協会	四谷学院
認定	一般財団法人 日本能力開発推進協会	一般財団法人 日本能力開発推進協会	発達凸凹 アカデミー	発達凸凹 アカデミー	発達凸凹 アカデミー	一般社団法人 人間力認定協会	一般社団法人 人間力認定協会	学校法人 武蔵野東学園 (編集協力)
公式	公式サイト	公式サイト	公式サイト	公式サイト	公式サイト	公式サイト	公式サイト	公式サイト

>>子ども発達障がい支援実務士の仕事や給料は？履歴書への書き方や就職も

子ども発達障がい支援実務士と児童発達支援士よりも安く学ぶ方法

子ども発達障がい支援実務士と児童発達支援士よりも安く学ぶ方法として、本での独学が挙げられます。通信教育とは違い安く知識を身につけることができるので、まずは本での勉強から始めてみるのも良いでしょう。

	通信教育	独学
テキスト	そろっている	自分で選ぶ
添削指導	あり	なし
費用	高い	安い
資格取得	できる	できない
質問	できる	できない

以下に売れ筋の評判のいい本をピックアップしました。

料金の安さ重視なら子ども発達障がい支援実務士・繋がりを作るなら児童発達支援士

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