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食生活アドバイザーの問題で出るHACCPとは?NASAや食品衛生法がポイント
食生活アドバイザー3級試験の出題内容は、全部で6科目に分かれています。
内訳は、「ウェルネス上手になろう」「もてなし上手になろう」「買い物上手になろう」「段取り上手になろう」「生きかた上手になろう」「やりくり上手になろう」の6分野です。
今回解説するのは、食生活アドバイザー3級の6つ目の分野「やりくり上手になろう」に関する練習問題です。
この記事で扱う問題は、公式テキストや過去問、各種食生活アドバイザーのテキストをもとに作った練習問題です。公式から出ているものではないことを、あらかじめご理解ください。
食生活アドバイザー3級解説「やりくり上手になろう」第6問
次の文章に関連するものとしてもっとも不適当なものを選びなさい。
「食品製造に関し事故が発生した場合、製造の最後に行う品質検査だけでは原因管理が不十分のため、あらかじめ製造工程ごとの問題発生予測や、対処方法などの手順や手法をシステム化している」
- 食品衛生法
- NASA
- 衛生管理
- HACEP
- 危害分析
解答を見る
正解は「4」です。
HACEPではなくHACCPです。
選択肢1,2,3,5はすべて○です。
食生活アドバイザー3級解説「やりくり上手になろう」第6問
選択肢1の解説
選択肢1
食品衛生法
この選択肢は「○」です。
HACCPは、食品衛生法で2020年6月から、原則として、すべての食品等事業者に導入が義務付けられています。
食品衛生法で義務付けられているのがポイントで、食品安全基本法や食品表示法など別の法律名になっていたら誤りです。
選択肢2の解説
選択肢2
NASA
この選択肢は「○」です。
もともとはNASA アメリカ航空宇宙局で、宇宙食の開発のために考えられた、安全を追求した衛生管理のやり方です。
選択肢3の解説
選択肢3
衛生管理
この選択肢は「○」です。
選択肢2と同じように、HACCPは、もともとは宇宙食開発のために安全を最大限考えて作られた「衛生管理」の手法です。
選択肢4の解説
選択肢4
HACEP
この選択肢は誤りで、今回の正解の選択肢です。
正しくは、HACCPです。読み方は「ハサップ」または「ハセップ」ですが、アルファベットではHACCPです。セットで覚えておいてください。
HACCPは、英語の「Hazard Analysis Critical Control Point」の単語の頭文字をとったもので、日本語で表すと「危害分析重要管理点」という意味です。
HACCPができる前は、最終的にできあがった製品の一部を抜き取って検査する管理方法が一般的でした。
しかし、最終製品を検査しただけでは、製品を作る途中で事故が起きた場合、原因がどこにあるのか特定するのがむずかしくなります。
そこで、2020年6月から、食品衛生法で、原則として全ての食品等事業者にHACCPの導入が義務付けられました。
HACCPは、製品を作るとき、原材料から最終的に製品が完成するまでの間で起きうる危害を予測し、危害の可能性を特定し、それらをコントロールするための仕組みです。
また、正しくコントロールできなかった場合に、どこに問題があって、改善すべきかを特定するのに役立ちます。
選択肢5の解説
選択肢5
危害分析
この選択肢は「○」です。
HACCPの意味は、日本語にすると「危害分析重要管理点」です。
HACCPに関する問題は、NASA 食品衛生法 など、今回の問題の選択肢にあるようなキーワードをセットで覚えておくと答えやすいです。
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