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マネーストックは「金融機関以外」が重要!食生活アドバイザー試験における経済指数
食生活アドバイザー3級試験の出題内容は、全部で6科目に分かれています。
内訳は、「ウェルネス上手になろう」「もてなし上手になろう」「買い物上手になろう」「段取り上手になろう」「生きかた上手になろう」「やりくり上手になろう」の6分野です。
今回解説するのは、食生活アドバイザー3級の6つ目の分野「やりくり上手になろう」に関する練習問題です。
この記事で扱う問題は、公式テキストや過去問、各種食生活アドバイザーのテキストをもとに作った練習問題です。公式から出ているものではないことを、あらかじめご理解ください。
食生活アドバイザー3級解説「やりくり上手になろう」第4問
内閣府から発表される「「一致指数50%超」は景気拡張」「一致指数50%以下」は景気後退」を示す指数に関する記述として、もっとも不適当なものを選びなさい。
- マネーストック
- 日銀短期経済観測
- 実質GDP
- 消費者物価指数
- 景気動向指数
解答を見る
正解は「5」です。
選択肢1〜4はすべて誤りです。
食生活アドバイザー3級解説「やりくり上手になろう」第4問
選択肢1の解説
選択肢1
マネーストック
マネーストックは、公式テキストには「金融機関以外の一般企業や地方公共団体、個人が保有する通貨の量」と書かれていますが、簡単にいうと、世の中に出回っているお金を全部集めたものです。
日本語にすると、「通貨総量」「通貨供給量」となります。
マネーストックの前は、「マネーサプライ」と呼ばれていたことも、頭に入れておきましょう。
マネーストックに関しては、金融機関と個人を逆にして、「個人以外の一般企業や地方公共団体、金融機関が保有する通貨の量」と書いて、過去に出題されていることがありました。
マネーストックは、物価や経済を安定させるために行う金融政策を考えるのに重視される指標です。金融政策を実行するのは日本銀行で、金融機関にあるお金を指数に含めてしまうと、世の中に出回っているお金がどのくらいあるのか、正しく把握することができません。
マネーストック、とセットで「金融機関以外」ということを覚えておくのがおすすめです。
選択肢2の解説
選択肢2
日銀短期経済観測
この選択肢は「誤り」です。
日銀短期経済観測は、企業の景気の総合判断を示すものです。
過去問では、「企業の景気の総合判断を示す指数」に関連するものは次のうちどれか、という文章で、日銀短期経済観測を選べば正解という問題が出題されていました。
そのため、「日銀短期経済観測」と「企業の景気の総合判断」をセットで覚えておいてください。
選択肢3の解説
選択肢3
実質GDP
この選択肢は「誤り」です。
GDPは国内総生産のことで、Gross Domestic Productの頭文字をとったものです。1年間に国内で生み出された利益の合計を表します。
選択肢4の解説
選択肢4
消費者物価指数
この選択肢は「誤り」です。
消費者物価指数は、消費生活に及ぼす影響を見て、暮らしの良し悪しを測れるものです。
選択肢5の解説
選択肢5
景気動向指数
この選択肢は「○」で、今回の正解の選択肢です。
経済指標に関する問題は、食生活アドバイザー試験では深く掘り下げて出題されることは、私が5回分の過去問を見た限りではありませんでした。
そのため、公式テキストに書いてある内容を最低限覚えておき、詳しい内容が気になる場合は、インターネットや書籍などで調べると良いと思います。
まずは、「消費者物価指数」なら「暮らしの良し悪し」「日銀短期経済観測」なら「企業の景気の総合判断」、「マネーストック」なら「金融機関以外」など、経済指標の名前と、説明文のキーワードを覚えておくと、問題を解くときに役立ちます。
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