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食生活アドバイザーのジャストインタイム・かんばん方式とは?メリットとデメリットを解説
食生活アドバイザー3級試験の出題内容は、全部で6科目に分かれています。
内訳は、「ウェルネス上手になろう」「もてなし上手になろう」「買い物上手になろう」「段取り上手になろう」「生きかた上手になろう」「やりくり上手になろう」の6分野です。
今回解説するのは、食生活アドバイザー3級の5つ目の分野「生き方上手になろう」に関する練習問題です。
この記事で扱う問題は、公式テキストや過去問、各種食生活アドバイザーのテキストをもとに作った練習問題です。公式から出ているものではないことを、あらかじめご理解ください。
食生活アドバイザー3級解説「生き方上手になろう」第8問
「ジャストインタイム」に関する記述として、もっとも不適当なものを選びなさい。
- 必要なときに、必要なものを、必要なだけ供給し、在庫の徹底的な削減をめざすものである
- 運輸業者が、過酷な運送日程を強いられたり、注文後商品が届くまでの時間を短縮させられたりといった問題がある
- 日本の大手電機メーカーが、部品調達の効率化のために開発した「かんばん方式」を物流に応用したものである
- コンビニエンスストアに代表されるフランチャイズチェーンの納入業者間で採用されている
- 在庫スペースがほとんどない小規模店舗には、商品の在庫負担が少なくなることや、いつでも新鮮な食品を提供できるのがメリットになる
解答を見る
正解は「3」です。
日本の大手電機メーカーではなく「トヨタ自動車」が開発した方法なので、正しくは「大手自動車メーカー」です。
トヨタ自動車が、よいクルマをより安く、そして早く作るために、あらゆるムダを徹底的になくし、効率よく作業を進めるために作り出したやり方を「かんばん方式」と言います。
今回の問題の「ジャストインタイム」は、この「かんばん方式」を物流に応用したもので、必要なときに、必要なものを、必要なだけ供給するという生産管理システムです。
かんばん方式については、トヨタ自動車の公式ページの説明がわかりやすかったので、気になる方はチェックしてみてください。
選択肢1〜4はすべて○です。
食生活アドバイザー3級解説「生き方上手になろう」第8問
選択肢1の解説
選択肢1
必要なときに、必要なものを、必要なだけ供給し、在庫の徹底的な削減をめざすものである
この選択肢は「○」です。
「必要なときに、必要なものを、必要なだけ供給」の逆は、「一度に、大量に納品」することです。
前までは、この「一度に大量に納品」するやり方が主流でしたが、時代の変化に伴い、「売れるものを、売れるときに、売れる数だけ納品する」という消費者中心の考え方に変化してきました。
選択肢の文章の通り、「必要なときに、必要なものを、必要なだけ供給」することで、お店の在庫を最小限に抑えることができます。
選択肢2の解説
選択肢2
運輸業者が、過酷な運送日程を強いられたり、注文後商品が届くまでの時間を短縮させられたりといった問題がある
この選択肢は「○」です。
ジャストインタイム物流のデメリットとして、運送業者への負担が挙げられます。
「必要なときに、必要なものを、必要なだけ」納品するということは、それだけこまめに動かなければいけないことになるため、中間にいる運送業者の負担が増えたり、依頼者に商品をおさめる納入業者の、在庫管理の負担が大きくなります。
選択肢3の解説
選択肢3
日本の大手電機メーカーが部品調達の効率化のために開発した「かんばん方式」を物流に応用したものである
この選択肢は「誤り」で、今回の正解の選択肢です。
日本の大手電機メーカーではなく「トヨタ自動車」が開発した方法なので、正しくは「大手自動車メーカー」です。
トヨタ自動車が、よいクルマをより安く、そして早く作るために、あらゆるムダを徹底的になくし、効率よく作業を進めるために作り出したやり方を「かんばん方式」と言います。
今回の問題の「ジャストインタイム」は、この「かんばん方式」を物流に応用したもので、必要なときに、必要なものを、必要なだけ供給するという生産管理システムです。
かんばん方式については、トヨタ自動車の公式ページの説明がわかりやすかったので、概要欄に貼っておきます。気になる方はチェックしてみてください。
選択肢4の解説
選択肢4
コンビニエンスストアに代表されるフランチャイズチェーンの納入業者間で採用されている
この選択肢は「○」です。
ジャストインタイム方式は、食品業界では、選択肢の文章の通り、コンビニエンスストアに代表されるフランチャイズチェーンの納入業者間で採用されています。
選択肢5の解説
選択肢5
在庫スペースがほとんどない小規模店舗には、商品の在庫負担が少なくなることや、いつでも新鮮な食品を提供できるのがメリットになる
この選択肢は「○」です。
「必要なときに、必要なものを、必要なだけ」供給するジャストインタイム方式のメリットとデメリット、両方おさえておきましょう。
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