ディスカウントストアとホームセンターの違いは?カテゴリーキラーやホールセールクラブも解説

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食生活アドバイザー3級試験の出題内容は、全部で6科目に分かれています。

内訳は、「ウェルネス上手になろう」「もてなし上手になろう」「買い物上手になろう」「段取り上手になろう」「生きかた上手になろう」「やりくり上手になろう」の6分野です。

食生活アドバイザー3級試験科目「生き方上手になろう」

今回解説するのは、食生活アドバイザー3級の5つ目の分野「生き方上手になろう」に関する練習問題です。

この記事で扱う問題は、公式テキストや過去問、各種食生活アドバイザーのテキストをもとに作った練習問題です。公式から出ているものではないことを、あらかじめご理解ください。

目次

食生活アドバイザー3級解説「生き方上手になろう」第4問

「商品の販売形態とその特徴」に関する記述として、もっとも不適当なものを選びなさい。

  1. 同一敷地内に複数の業種・業態の販売店が集まった郊外型の小売店のことを「パワーセンター」という
  2. ある特定の分野を専門に取り扱い、百貨店などその分野の売り場を閉鎖に追い込むほどの勢力を持つ大型小売店のことを「カテゴリーキラー」という
  3. 食品に重きを置きつつ、雑貨や衣料など生活に必要な商品を網羅する巨大なスーパーマーケットのことを「ハイパーマーケット」という
  4. アメリカに本社をもつ「コストコ」が代表的な、会員制の大量安売り販売店のことを「ホールセールクラブ」という
  5. 家電や家庭用品などの実用品を中心に、総合的に取り揃え、毎日安売りを実現する小売店のことを「ホームセンター」という
解答を見る

正解は「5」です。

食生活アドバイザー3級試験科目「生き方上手になろう」問題4の詳細

選択肢の文章をパッと見ただけだと、ホームセンターを連想しますが、「毎日安売り」という表現があるので、ホームセンターではなくディスカウントストアです。

「ディスカウントストア」と、「毎日安売り」、「Every Day Low Price」英単語の頭文字をとった「EDLP」という単語を、3つセットで覚えておくと、試験のときに役立ちます。

ディスカウントストアの「毎日安売り」「EDLP」は、公式テキストでも赤字になっているので、試験に出やすいポイントです。

選択肢1〜4はすべて○です。

食生活アドバイザー3級解説「生き方上手になろう」第4問

選択肢1の解説

選択肢1

同一敷地内に複数の業種・業態の販売店が集まった郊外型の小売店のことを「パワーセンター」という

この選択肢は「○」です。

パワーセンターは、実際に見たことがあれば連想しやすいかもしれません。

食生活アドバイザー3級試験科目「生き方上手になろう」問題4の詳細

日本にあるパワーセンターを調べたところ、たとえば北海道の「パワーセンターコムス」があります。

選択肢の文章の通り、「同じ敷地内に」100円ショップや美容室、焼肉店、スポーツクラブなど複数の業種の店が集まっています。

  • 100円ショップ
  • 美容室
  • 焼肉店
  • スポーツクラブなど

Google画像検索でイメージをつかんでおくと、「パワーセンター」という単語を見たときにどんなものかすぐ思い浮かぶので、画像を頭に入れておくと良いでしょう。

選択肢2の解説

選択肢2

ある特定の分野を専門に取り扱い、百貨店などその分野の売り場を閉鎖に追い込むほどの勢力を持つ大型小売店のことを「カテゴリーキラー」という

この選択肢は「○」です。

日本のカテゴリーキラーは、たとえばヨドバシカメラやビックカメラなどの家電量販店、ABCマートやチヨダなどの靴専門店、ユニクロなどの衣料品専門店などがあります。

食生活アドバイザー3級試験科目「生き方上手になろう」問題4の詳細
  • ヨドバシカメラ
  • ビックカメラ
  • 家電量販店
  • ABCマートやチヨダ

ある特定の分野(カテゴリー)を扱い、品揃え豊富でありながら価格も低いのが強みです。

食生活アドバイザー3級試験科目「生き方上手になろう」問題4の詳細

スーパーマーケットや百貨店などほかの業態の売り場を閉鎖に追い込む存在(キラー)といえるほどの勢力を持っていることから、この名前がつきました。

選択肢3の解説

選択肢3

食品に重きを置きつつ、雑貨や衣料など生活に必要な商品を網羅する巨大なスーパーマーケットのことを「ハイパーマーケット」という

この選択肢は「○」です。

日本のハイパーマーケットは、たとえば「イオン」があります。

食生活アドバイザー3級試験科目「生き方上手になろう」問題4の詳細

スーパーマーケットは食品中心ですが、ここに日用品や洋服、雑貨など、生活必需品を加えて大型化したのがハイパーマーケットです。

スーパーが大型化してハイパーになった、などとイメージしておくと、言葉と意味が結びつきやすいです。

選択肢4の解説

選択肢4

アメリカに本社をもつ「コストコ」が代表的な、会員制の大量安売り販売店のことを「ホールセールクラブ」という

この選択肢は「○」です。

食生活アドバイザー3級試験科目「生き方上手になろう」問題4の詳細

ホールセールクラブには、主に「会員制で大量・安売りの販売店」「倉庫型店舗構造」「ロット単位でまとめ買いできる」の3つの特徴があります。

食生活アドバイザー3級試験科目「生き方上手になろう」問題4の詳細

私は、ホールセールクラブ、コストコ、会員制の3つの単語をセットで覚えておきました。

選択肢5の解説

選択肢5

家電や家庭用品などの実用品を中心に、総合的に取り揃え、毎日安売りを実現する小売店のことを「ホームセンター」という

この選択肢は「誤り」で、今回の正解の選択肢です。

家電や家庭用品などの実用品を中心に、総合的に取り揃え、毎日安売りを実現する小売店は、「ホームセンター」ではなく「ディスカウントストア」です。

選択肢の文章をパッと見ただけだと、ホームセンターを連想します。しかし、「毎日安売り」という表現があるので、ホームセンターではなくディスカウントストアです。

食生活アドバイザー3級試験科目「生き方上手になろう」問題4の詳細

最初に話した内容の繰り返しになりますが、ディスカウントストアと、「毎日安売り」、「Every Day Low Price」英単語の頭文字をとった「EDLP」という単語を、3つセットで覚えておくと、試験のときに役立ちます。

ディスカウントストアの「毎日安売り」「EDLP」は、公式テキストでも赤字になっているので、試験に出やすいポイントです。

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食生活アドバイザー3級試験科目「生き方上手になろう」問題4

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