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食生活アドバイザーの食中毒菌を解説!腸炎ビブリオは「真水に弱い」「海水を好む」がキーワード
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食生活アドバイザー3級試験の出題内容は、全部で6科目に分かれています。
内訳は、「ウェルネス上手になろう」「もてなし上手になろう」「買い物上手になろう」「段取り上手になろう」「生きかた上手になろう」「やりくり上手になろう」の6分野です。
今回解説するのは、食生活アドバイザー3級の4つ目の分野「段取り上手になろう」に関する練習問題です。
この記事で扱う問題は、公式テキストや過去問、各種食生活アドバイザーのテキストをもとに作った練習問題です。公式から出ているものではないことを、あらかじめご理解ください。
目次
食生活アドバイザー3級解説「段取り上手になろう」第8問
つぎの特徴を持つ食中毒菌として、もっとも適当なものを選びなさい。
- 【特徴と感染源】細菌性食中毒の感染型に分類され、生鮮魚介類などが感染源となる。海水(塩分)を好み、塩分3〜5%で増殖する。増速速度は速いが、真水や熱に対する抵抗力は弱い。
- 【潜伏期間と主な症状】潜伏期間:10〜18時間。激しい上腹部の痛みや下痢、発熱、嘔吐、悪寒などの症状が出る。
- 【予防法】食材をよく水で洗い、調理の際は十分に加熱する。調理器具や布巾を熱湯消毒する。
- ウェルシュ菌
- カンピロバクター
- 腸炎ビブリオ
- 腸管出血性大腸菌
- 黄色ブドウ球菌
解答を見る
正解は「3」です。
食生活アドバイザー3級解説「段取り上手になろう」第8問
腸炎ビブリオは、食中毒菌に汚染された食品を食べ、さらにそれらが体の中で増えることで発症する「感染型」に分類されます。
その他特徴や予防法は問題文のとおりですが、「真水に弱い」「海水を好む」「塩分3〜5%」などのキーワードで覚えておくとよいでしょう。
食中毒菌の最近の出題傾向として、特徴と感染源、潜伏期間と主な症状、予防法などが詳しく書いてあり、その内容に合った食中毒菌を選ぶ形で出ることがあります。
今回の腸炎ビブリオなら「真水に弱い」「海水を好む」、腸管出血性大腸菌なら「ベロ毒素」「赤痢に似た症状」、ウェルシュ菌なら「エンテロトキシン」など、それぞれの食中毒菌のキーワードを覚えておくと安心です。
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