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「脱脂粉乳」と「全粉乳」の違い&「加工乳」と「乳飲料」は?食生活アドバイザーで気をつけたいポイント
食生活アドバイザー3級試験の出題内容は、全部で6科目に分かれています。
内訳は、「ウェルネス上手になろう」「もてなし上手になろう」「買い物上手になろう」「段取り上手になろう」「生きかた上手になろう」「やりくり上手になろう」の6分野です。
今回解説するのは、食生活アドバイザー3級の3つ目の分野「買い物上手になろう」に関する練習問題です。
この記事で扱う問題は、公式テキストや過去問、各種食生活アドバイザーのテキストをもとに作った練習問題です。公式から出ているものではないことを、あらかじめご理解ください。
食生活アドバイザー3級解説「買い物上手になろう」第8問
次の記述のうち、もっとも適当なものを選びなさい。
- 「脱脂粉乳」とは、生乳や牛乳などからほとんどすべての水分を除去し、粉末状にしたものである
- 「全粉乳」とは、生乳、牛乳または特別牛乳の乳脂肪分を除去したものから、ほとんどすべての水分を除去し、粉末状にしたものである
- 「加工乳」とは、牛乳や乳製品をもとに作った飲み物で、果汁やコーヒーなどで風味をつけたものである
- 「乳飲料」とは、生乳や牛乳を原料として製造された乳製品を原料としたものである
- 「牛乳」とは、搾乳したままの牛の乳(生乳)を100%使用して、成分無調整で殺菌したものである
解答を見る
正解は「5」です。
「成分無調整」というのがポイントで、「成分を調整した後に殺菌」など、「成分を調整する」内容が書かれていた場合は、誤りです。
選択肢1〜4はすべて誤りです。
選択肢1と2、選択肢3と4が、それぞれ逆の内容になっています。
食生活アドバイザー3級解説「買い物上手になろう」第8問
問題文1,2の解説
問題文1
「脱脂粉乳」とは、生乳や牛乳などからほとんどすべての水分を除去し、粉末状にしたものである
問題文2
「全粉乳」とは、生乳、牛乳または特別牛乳の乳脂肪分を除去したものから、ほとんどすべての水分を除去し、粉末状にしたものである
まずは選択肢1と2。この選択肢はどちらも「誤り」で、「脱脂粉乳」と「全粉乳」が逆の内容です。
生乳や牛乳などからほとんどすべての水分を除去する点は、全粉乳も脱脂粉乳も同じですが、
そこから乳脂肪分もほぼすべて取り除き、脂肪分がゼロに近い状態にしたものが脱脂粉乳です。
問題文3,4の解説
問題文3
「加工乳」とは、牛乳や乳製品をもとに作った飲み物で、果汁やコーヒーなどで風味をつけたものである
問題文4
「乳飲料」とは、生乳や牛乳を原料として製造された乳製品を原料としたものである
選択肢3と4。この選択肢はどちらも「誤り」で、「加工乳」と「乳飲料」が逆の内容です。
選択肢4の「生乳や牛乳を原料として製造された乳製品」は、たとえばバターやクリーム、脱脂粉乳などがあります。
加工乳は、牛乳に、バターやクリーム、脱脂粉乳など、他の乳製品を加えたものです。
乳飲料は、牛乳に、果汁やコーヒーなど、乳製品以外の原料を加えたものです。
乳飲料は、特定の乳製品を加えるだけの加工乳とは違い、加えてもよい物の対象が広いと覚えておきましょう。
問題文5の解説
問題文5
「牛乳」とは、搾乳したままの牛の乳(生乳)を100%使用して、成分無調整で殺菌したものである
この選択肢は「○」で、今回の正解の選択肢です。
牛乳に関しては、「脱脂粉乳」と「全粉乳」の違い、「加工乳」と「乳飲料」の違いをしっかり把握しておきましょう。
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