当サイト「資格検定メモ」はアフィリエイト広告を利用しています。記事は当サイト「資格検定メモ」が独自に調査・作成しています。記事で紹介する商品には広告出稿されているものもありますが、広告出稿の有無によって順位や内容は改変されません。※詳細は「資格検定メモのコンテンツポリシー・品質チェックフロー」に記載
「賞味期限」「消費期限」「品質保持期限」の違いは?表示が不要なものもある
食生活アドバイザー3級試験の出題内容は、全部で6科目に分かれています。
内訳は、「ウェルネス上手になろう」「もてなし上手になろう」「買い物上手になろう」「段取り上手になろう」「生きかた上手になろう」「やりくり上手になろう」の6分野です。
今回解説するのは、食生活アドバイザー3級の3つ目の分野「買い物上手になろう」に関する練習問題です。
この記事で扱う問題は、公式テキストや過去問、各種食生活アドバイザーのテキストをもとに作った練習問題です。公式から出ているものではないことを、あらかじめご理解ください。
食生活アドバイザー3級解説「買い物上手になろう」第6問
「加工食品における期限表示」に関する記述として、もっとも適当なものを選びなさい。
- 現在使用されている期限表示は「賞味期限」「消費期限」「品質保持期限」の3種類である
- 賞味期限は、日持ちする食品に記載されている期限表示で、製造または加工されてからおおむね10日以上のものが対象である
- 賞味期限は、品質が保持される期間が、製造または加工から6ヶ月以内のものは年月日、6ヶ月を超え数年にわたるものは年月で表示される
- 期限表示は、科学的、合理的な根拠にもとづき、さらに安全も考慮したうえで、製造者(メーカー)の責任で期限表示を設定している
- 砂糖や食塩、アイスクリーム、チューインガムなど、数年以上保存ができる食品も賞味期限の表示が必要である
解答を見る
正解は「4」です。
「製造者(メーカー)の責任で」というのがポイントで、「この商品は何日以内」と定める公的な機関や基準はありません。
選択肢1,2,3,5はすべて誤りです。
食生活アドバイザー3級解説「買い物上手になろう」第6問
問題文1の解説
問題文1
現在使用されている期限表示は「賞味期限」「消費期限」「品質保持期限」の3種類である
この選択肢は「誤り」です。
現在使用されている期限表示は「賞味期限」「消費期限」の2種類です。
以前は、「品質保持期限」という用語も使われていました。
しかし、賞味期限も品質保持期限も同じ意味なのに、2種類の呼び方があるのは分かりにくい、と消費者や事業者から指摘を受けて食品衛生法が改正され、2005年7月から「賞味期限」に統一されました。
問題文2の解説
問題文2
「賞味期限」は日持ちする食品に記載されている期限表示で、製造または加工されてからおおむね10日以上のものが対象である
この選択肢は「誤り」です。
10日以上ではなく6日以上です。
なお、消費期限は、加工されてからおおむね5日以内のものが対象です。
私は、消費期限は5日以内、賞味期限は6日以上、というように、5と6の数字を覚えておきました。
問題文3の解説
問題文3
賞味期限は、品質が保持される期間が、製造または加工から6ヶ月以内のものは年月日、6ヶ月を超え数年にわたるものは年月で表示される
この選択肢は「誤り」です。
6ヶ月ではなく3ヶ月が基準です。数字をよく覚えておきましょう。
問題文4の解説
問題文4
期限表示は、科学的、合理的な根拠にもとづき、さらに安全も考慮したうえで、製造者(メーカー)の責任で期限表示を設定している
この選択肢は「○」で、今回の正解の選択肢です。
問題文5の解説
問題文5
砂糖や食塩、アイスクリーム、チューインガムなど、数年以上保存ができる食品も賞味期限の表示が必要である
この選択肢は「誤り」です。
砂糖や食塩、アイスクリーム、チューインガムなどは、品質の変化が極めて少ないため、期限表示の義務はありません。
市販本や参考書で独学するなら公式テキストがおすすめ
食生活アドバイザー独学勉強におすすめテキストはこちら▼▼▼
通信講座で効率よく学ぶならユーキャンがおすすめ
ユーキャンの食生活アドバイザー講座の申込または資料請求はこちら▼▼▼