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「煮しめ」と「煮上げ」と「煮付け」の違いは?煮切りと煮詰めにも要注意
食生活アドバイザー3級試験の出題内容は、全部で6科目に分かれています。
内訳は、「ウェルネス上手になろう」「もてなし上手になろう」「買い物上手になろう」「段取り上手になろう」「生きかた上手になろう」「やりくり上手になろう」の6分野です。
今回解説するのは、食生活アドバイザー3級の2つ目の分野「もてなし上手になろう」に関する練習問題です。
この記事で扱う問題は、公式テキストや過去問、各種食生活アドバイザーのテキストをもとに作った練習問題です。公式から出ているものではないことを、あらかじめご理解ください。
食生活アドバイザー3級解説「もてなし上手になろう」第4問
調理用語の「煮上げ」に関する記述として、もっとも適当なものを選びなさい。
- 食材の形が崩れないように、味がしみ込むまで時間をかけて煮たもの
- 落とし蓋をして、煮汁が少量になるまで甘辛く煮ること
- 材料が鍋の中で焦げ付かないよう、転がしながら煮汁をからめて煮詰めること
- ゼラチン質の多い魚介の煮汁が冷えることでゼリー状に固まったもの
- 酒やみりんなどを煮立たせて、アルコール分を蒸発させること
解答を見る
正解は「2」です。
1の「食材の形が崩れないように、味がしみ込むまで時間をかけて煮たもの」は「煮しめ」、
3の「材料が鍋の中で焦げ付かないよう、転がしながら煮汁をからめて煮詰めること」は「煮転がし」、
4の「ゼラチン質の多い魚介の煮汁が冷えることでゼリー状に固まったもの」は「煮こごり」、
5の「酒やみりんなどを煮立たせて、アルコール分を蒸発させること」は「煮切り」
です。
食生活アドバイザー3級解説「もてなし上手になろう」第5問
実際に私自身、この部分を勉強していて「煮る」関連の用語の中でも、特に「煮しめ」と「煮上げ」「煮付け」の違いがわかりにくいと感じました。
「煮上げ」も「煮しめ」も煮汁が少しになるまで煮るのは同じですが、「落とし蓋」というワードが出てきたら「煮上げ」、「形を崩さないように」というワードが出てきたら「煮しめ」と覚えておきました。
なお、「煮付け」は「煮しめ」より短時間で煮ることを指します。カレイの煮付けなど、魚の煮付けは短時間で仕上げるので、それをイメージすると良いと思います。
「煮付け」は、具材の中まで味をしみ込ませるのではなく「表面に味の濃い煮汁をからませる」という意味合いが強いです。
また、5.酒やみりんなどを煮立たせて、アルコール分を蒸発させることの問題文に関し、「煮切り」のことを「煮詰め」と変えて出題されることがあります。
蒸発させると聞くと「煮詰め」も正しいように思えますが、アルコール分を蒸発させるのは「煮切り」です。「煮詰め」と間違えないようにしましょう。
「煮切り」や「煮こごり」は、普段料理をよくする人ならイメージがつくと思いますが、あまり料理をしない場合は、画像検索をするとイメージがしやすいと思います。
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