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糖尿病の三大合併症は?ブドウ糖、血糖値、膵臓、インスリンなどキーワードが重要
食生活アドバイザー3級試験の出題内容は、全部で6科目に分かれています。
内訳は、「ウェルネス上手になろう」「もてなし上手になろう」「買い物上手になろう」「段取り上手になろう」「生きかた上手になろう」「やりくり上手になろう」の6分野です。
今回解説するのは、食生活アドバイザー3級の一つ目の分野「ウェルネス上手になろう」に関する練習問題です。
この記事で扱う問題は、公式テキストや過去問、各種食生活アドバイザーのテキストをもとに作った練習問題です。公式から出ているものではないことを、あらかじめご理解ください。
食生活アドバイザー3級解説「ウェルネス上手になろう」第4問
「糖尿病」に関する記述として、最も不適当なものを選びなさい。
- 糖尿病の食事療法のポイントは、適正なエネルギー量の摂取と、必要な栄養素や食物繊維をバランスよく摂ることである
- 初期の糖尿病では自覚症状がなく、ある程度進行すると「だるい、視力低下」などといった症状を引き起こす
- 糖尿病が進行することで、さまざまな合併症を引き起こすが、特に「言語障害、網膜症、腎症」のことを3大合併症と呼んでいる
- 糖尿病は、血糖値を下げるホルモンである「インスリン」自体の問題や、ホルモンの作用不足が主な原因となる
- 糖尿病の予防のポイントは「栄養と運動」、すなわち、食事のみならず運動も併せて行うことが重要である。
解答を見る
正解は「3」です。
「網膜症、腎症」は合っていますが、「言語障害」が誤り。「言語障害」ではなく「神経障害」です。
糖尿病の初期は自覚症状がほとんどありませんが、進行すると、「神経障害、網膜症、腎症」の三大合併症が出てきます。「糖尿病」ときたら「神経障害、網膜症、腎症」の3つの合併症が思い浮かぶよう、セットで覚えておいてください。
問題1,2,4,5はすべて○です。
食生活アドバイザー3級解説「ウェルネス上手になろう」第4問解説
問題文1の解説
問題文1
糖尿病の食事療法のポイントは、適正なエネルギー量の摂取と、必要な栄養素や食物繊維をバランスよく摂ることである
この問題は「○」です。
特に水溶性食物繊維は、糖質の吸収を抑える働きがあるので、糖質とのバランスも考えて積極的にとることが望ましいです。
問題文2の解説
問題文3
初期の糖尿病では自覚症状がなく、ある程度進行すると「だるい、視力低下」などといった症状を引き起こす
糖尿病はある程度進行してから症状が出てきますが、初期段階では、自覚症状はほとんどありません。
問題文4の解説
問題文4
糖尿病は、血糖値を下げるホルモンである「インスリン」自体の問題や、ホルモンの作用不足が主な原因となる
この問題は「○」です。
糖尿病は、膵臓から分泌されるインスリンが不足したり、十分に作用しなかったりすることで、血液中のブドウ糖(血糖値)が異常に多くなる病気です。血液中のブドウ糖が異常に増えることで血管が傷つき、特に腎臓や神経、目など細かい血管が集まる組織に障害が起こりやすくなります。
「インスリン」の部分を「トリプシン」など、別の単語で書き換えて問題が出る場合があるので注意してください。
問題文5の解説
問題文5
糖尿病の予防のポイントは「栄養と運動」、すなわち、食事のみならず運動も併せて行うことが重要である。
この問題は「○」です。
食事によるエネルギー量や糖質のコントロールをすれば良いだけではなく、運動も取り入れることで、肥満を防ぎ糖尿病を予防することができます。
糖尿病にかかっている人は急激に増えているため、今後も糖尿病に関する問題は出題される可能性が高いです。
ブドウ糖、血糖値、膵臓、インスリン、糖尿病の三大合併症など関連する用語を覚えておくと良いと思います。
また、公式テキスト56ページの図表1-9の「食事の留意点」のところはよく読んでおいてください。
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