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食生活アドバイザー「ミネラル」解説!リンとナトリウムは過剰傾向・カルシウムと鉄は不足傾向
食生活アドバイザー3級試験の出題内容は、全部で6科目に分かれています。
内訳は、「ウェルネス上手になろう」「もてなし上手になろう」「買い物上手になろう」「段取り上手になろう」「生きかた上手になろう」「やりくり上手になろう」の6分野です。
今回解説するのは、食生活アドバイザー3級の一つ目の分野「ウェルネス上手になろう」に関する練習問題です。
この記事で扱う問題は、公式テキストや過去問、各種食生活アドバイザーのテキストをもとに作った練習問題です。公式から出ているものではないことを、あらかじめご理解ください。
食生活アドバイザー3級解説「ウェルネス上手になろう」第2問
「ミネラル」に関する記述として、最も適当なものを選びなさい。
- 食品中に含まれる鉄分には、ヘム鉄と非ヘム鉄がある。ヘム鉄は、植物性食品に多く含まれ、非ヘム鉄は、動物性食品に多く含まれている
- カルシウム補給のための食品として、小魚、牛乳・乳製品がある。その他には、海藻といった植物性食品にも多く含まれている
- カルシウムや鉄は、普段の食事で必要量のほとんどが摂取できるため、過剰摂取に気をつけるようにする
- ミネラルとは、カラダを構成する元素の一つで、その含有量は体重の2%あり、残りの98%は「酸素、炭素、水素、窒素」で占めている
- 日本人の場合、リンやナトリウムは不足しがちなミネラルであるため、摂取不足にならないよう、含有量が多い食品を摂取することが望ましい
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正解は「2」です。
カルシウムをとれる食品というと、牛乳やチーズが思い浮かぶ方も多いと思いますが、小魚や青菜類、海藻からもカルシウムを摂れる、と覚えておきましょう。
問題1,3,4,5はすべて誤りです。
食生活アドバイザー3級解説「ウェルネス上手になろう」第2問
問題文1の解説
問題文1
食品中に含まれる鉄分には、ヘム鉄と非ヘム鉄がある。ヘム鉄は、植物性食品に多く含まれ、非ヘム鉄は、動物性食品に多く含まれている
この問題は「誤り」です。
正しく書き換えると、「食品中に含まれる鉄分には、ヘム鉄と非ヘム鉄がある。ヘム鉄は、動物性食品に多く含まれ、非ヘム鉄は、植物性食品に多く含まれている」となり、植物性食品と動物性食品が逆になります。
問題文3の解説
問題文3
カルシウムや鉄は、普段の食事で必要量のほとんどが摂取できるため、過剰摂取に気をつけるようにする
カルシウムと鉄は、現在の日本人の食生活では不足しがちな栄養素の代表です。
問題文4の解説
問題文4
ミネラルとは、カラダを構成する元素の一つで、その含有量は体重の2%あり、残りの98%は「酸素、炭素、水素、窒素」で占めている
この問題は「誤り」です。
正しく書き換えると、「ミネラルとは、カラダを構成する元素の一つで、その含有量は体重の5%あり、残りの95%は「酸素、炭素、水素、窒素」で占めている」となります。
以前までは、大胆に間違えた数字でしたが、最近はきわどい数字で出題される傾向があるので、「ミネラルは体重の5%」「残りの95%は「酸素、炭素、水素、窒素」の数字を正確に覚えておきましょう。
問題文5の解説
問題文5
日本人の場合、リンやナトリウムは不足しがちなミネラルであるため、摂取不足にならないよう、含有量が多い食品を摂取することが望ましい
この問題は「誤り」です。
リンやナトリウムは、普段の生活で十分とれているので、むしろとりすぎに気をつけなければいけません。
ナトリウムやリンは加工食品に多く含まれ、ふだんからハムやベーコン、練り物、インスタント麺など加工食品を食べる機会が増えた今の日本では、リンや塩分を知らないうちにとりすぎている可能性があります。
- リンとナトリウムは過剰傾向
- カルシウムと鉄は不足傾向
私はこれをセットで覚えておきました。
なお、ミネラルの種類と働きは、ほぼ毎回の試験で出題されています。
ミネラルの中でも特に、カルシウム、ナトリウム、リン、鉄、カリウムについての問題が多く出ているので、チェックしておきましょう。
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