ノロウイルスとは?冬に多くピークは12月〜1月!加熱温度と時間も重要

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食生活アドバイザー3級試験の出題内容は、全部で6科目に分かれています。

内訳は、「ウェルネス上手になろう」「もてなし上手になろう」「買い物上手になろう」「段取り上手になろう」「生きかた上手になろう」「やりくり上手になろう」の6分野です。

食生活アドバイザー3級試験科目「段取り上手になろう」

今回解説するのは、食生活アドバイザー3級の4つ目の分野「段取り上手になろう」に関する練習問題です。

この記事で扱う問題は、公式テキストや過去問、各種食生活アドバイザーのテキストをもとに作った練習問題です。公式から出ているものではないことを、あらかじめご理解ください。

目次

食生活アドバイザー3級解説「段取り上手になろう」第5問

「ノロウイルス」に関する記述として、もっとも不適当なものを選びなさい。

  1. かつては小型球形ウイルスと呼ばれていた、人間のみが感染するウイルス性食中毒である
  2. 夏季より冬季に多く発生し、特に12月〜1月が最も多いが、最近では年間を通じての発生が確認されている
  3. 原因食品は、加熱が不十分である生ガキ、ホタテ、アサリなどの二枚貝である
  4. 感染すると、腹痛や下痢、発熱、嘔吐、頭痛など風邪と似た症状が出る
  5. 予防方法は、食品の中心まで十分に加熱することで、目安としては最低75℃以上で1分以上加熱するとよい
解答を見る

正解は「5」です。

食生活アドバイザー3級試験科目「段取り上手になろう」問題5の詳細
食生活アドバイザー3級試験科目「段取り上手になろう」問題5の詳細

ノロウイルスの予防のためには、「最低75℃以上で1分以上」ではなく「85℃〜90℃以上で90秒(1分30秒)以上」です。

選択肢1〜4はすべて○です。

食生活アドバイザー3級解説「段取り上手になろう」第5問

問題文1の解説

問題文1

かつては小型球形ウイルスと呼ばれていた、人間のみが感染するウイルス性食中毒である

この選択肢は「○」です。

食生活アドバイザー3級試験科目「段取り上手になろう」問題5の詳細

ノロウイルスは、風邪に似た小さなウイルスであることから以前は、「小型球形ウイルス」と呼ばれていました。

また、人間だけが感染するのも特徴です。「人間以外も感染する」と書かれていたら誤りです。

問題文2の解説

問題文2

夏季より冬季に多く発生し、特に12月〜1月が最も多いが、最近では年間を通じての発生が確認されている

この選択肢は「○」です。

冬季より夏季の方が多い、と逆になっていたら誤りです。

食生活アドバイザー3級試験科目「段取り上手になろう」問題5の詳細

ノロウイルスの発生件数が多くなるピークは12月〜1月ですが、夏には全くなくなるわけではなく、最近では年間を通じての発生が確認されています。

食生活アドバイザー3級試験科目「段取り上手になろう」問題5の詳細

問題文3の解説

問題文3

原因食品は、加熱が不十分である生ガキ、ホタテ、アサリなどの二枚貝である

この選択肢は「○」です。

食生活アドバイザー3級試験科目「段取り上手になろう」問題5の詳細

加熱が不十分だと感染リスクが高くなるため、感染リスクを低く抑えるには、食品の中心まで十分に加熱します。

問題文4の解説

問題文4

感染すると、腹痛や下痢、発熱、嘔吐、頭痛など風邪と似た症状が出る

この選択肢は「○」です。

ノロウイルスの症状は風邪と似ています。

食生活アドバイザー3級試験科目「段取り上手になろう」問題5の詳細

免疫力が低下した高齢者や、体力が弱い乳幼児が感染すると、死にいたることもあるため、相手によっては出す食事に十分注意する必要があります。

問題文5の解説

問題文5

予防方法は、食品の中心まで十分に加熱することで、目安としては最低75℃以上で1分以上加熱するとよい

この選択肢は「誤り」で今回の正解の選択肢です。

食生活アドバイザー3級試験科目「段取り上手になろう」問題5の詳細

ノロウイルスに関しては、「夏より冬に多く、特にピークは12月〜1月」である点と、予防のためには「85℃〜90℃以上で90秒(1分30秒)以上」の2つを特に優先して覚えておくと安心です。

食生活アドバイザー3級試験科目「段取り上手になろう」問題5の詳細

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食生活アドバイザー3級試験科目「段取り上手になろう」問題5

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