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健康づくりのための要素は「肉体的・精神的・社会的」ではなく「栄養・運動・休養」
食生活アドバイザー3級試験の出題内容は、全部で6科目に分かれています。
内訳は、「ウェルネス上手になろう」「もてなし上手になろう」「買い物上手になろう」「段取り上手になろう」「生きかた上手になろう」「やりくり上手になろう」の6分野です。
今回解説するのは、食生活アドバイザー3級の一つ目の分野「ウェルネス上手になろう」に関する練習問題です。
この記事で扱う問題は、公式テキストや過去問、各種食生活アドバイザーのテキストをもとに作った練習問題です。公式から出ているものではないことを、あらかじめご理解ください。
食生活アドバイザー3級解説「ウェルネス上手になろう」第1問
「食と生活」に関する記述として、最も適当なものを選びなさい。
- 健康づくりのための要素は、「肉体的・精神的・社会的」であり、この3つの要素のバランスがとれた生活習慣を続けることが大切である
- 脂質は、肥満や動脈硬化の原因となることから、できる限り摂取しない方がよい
- 食生活を考えるとき、まずは生活そのものや生活習慣を見直し、その中で食生活のあり方をとらえていくことが大切である。
- 健康食品と呼ばれるものは、栄養素やエネルギーの補給だけでなく、病気の直接的な治癒や病気予防を期待できる
- 栄養価の高い食品は常に体に良いので、できるだけ栄養素が豊富であるといわれるような食品を積極的に摂取するよう心がける
解答を見る
正解は「3」です。
食生活を考えるときは、食事だけに気をつければいいわけではなく、まずは生活そのものや生活習慣全体を見直して、その中で食生活のあり方を考えていくこと。食事も含め、運動や睡眠など、トータルで改善していくことが大切です。
問題1,2,4,5はすべて誤りです。
食生活アドバイザー3級解説「ウェルネス上手になろう」第1問
問題文1の解説
問題文1
健康づくりのための要素は、「肉体的・精神的・社会的」であり、この3つの要素のバランスがとれた生活習慣を続けることが大切である
健康づくりのための要素は、「肉体的・精神的・社会的」ではなく、「栄養・運動・休養」でこの部分が違うので、答えは「×」です。
ここでのポイントは「栄養・運動・休養」の3つの単語。「健康になるための3つの要素」や「健康になるための3本柱」としてこの「栄養・運動・休養」が挙げられます。この3つの単語はセットで覚えておきましょう。
「肉体的・精神的・社会的」は、世界保健機関(WHO)の健康の定義で、この3つが良好な状態を指しています。
もしこの問題を正しいものに書き換えるとしたら「世界保健機関(WHO)」の憲章の「健康」とは、「肉体的、精神的及び社会的に良好な状態であり、単に疾病や病弱が存在しないことではない」と定義している」こう書かれていれば正解です。
問題文2の解説
問題文2
脂質は、肥満や動脈硬化の原因となることから、できる限り摂取しない方がよい
脂質は体に必要な栄養素。全く摂らないのではなく、とりすぎに注意すれば良いので、答えは「×」。
脂質というと「ダイエットの敵」というイメージを持っている方も多いと思いますが、脂質は細胞膜を作ったり、血液を構成する成分になったりと、体に欠かせないものです。
脂質が足りなくなると、エネルギー付属から疲れやすくなったり、ウイルスや細菌から体を守る「免疫力」が低下することで病気にかかりやすくなったり、ビタミンAやビタミンDなど油に溶けるビタミン「脂溶性ビタミン」が吸収されにくくなることで、体の調子が悪くなる可能性があります。
この問題を正解に書き換えるなら「脂質は摂取しないのではなく、摂り過ぎに注意するなどといった、栄養素のバランスを考えた食生活の実践が大切である」となります。
問題文4の解説
問題文4
健康食品と呼ばれるものは、栄養素やエネルギーの補給だけでなく、病気の直接的な治癒や病気予防を期待できる
健康食品は薬ではないので、病気の直接的な治癒や病気予防は期待できないので、答えは「×」。
ほかにも「○○を食べればガンになりにくい」「××はダイエットに効果がある」などといった、食べ物や栄養素に対する薬効を信じることが大切」など「食べ物に病気予防や治癒の効果がある」と薬効や効果がある、と断定した言い方をする問題が過去に出ているので、これは正しくない選択肢として選びます。
問題文5の解説
問題文5
栄養価の高い食品は常に体に良いので、できるだけ栄養素が豊富であるといわれるような食品を積極的に摂取するよう心がける
栄養価が高いものがすべて体にいいとは限らず、食事制限がある人などにとっては、逆にマイナスにはたらくことがあるので、答えは「×」。
食事制限がある場合だけではなく、サプリメントなど特定の栄養素を必要以上に摂りすぎることによって、体のバランスを崩し、健康によくない影響が出ることもあります。
この文章を正しく書き換えるとしたら「栄養素の豊富なものが常に体によいとは限らず、特定の栄養素を過剰摂取することにより、体のバランスを崩し、健康を害する可能性がある」となります。
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